長ぐつをはいたネコ
鑑賞時の感想ツイートはこちら。
2011年のアメリカ映画。ドリームワークスによるアニメーション作品です。『シュレック2』の登場キャラクター "長ぐつをはいたネコ" を主人公にしたスピンオフ。
本作で "長ぐつをはいたネコ" の名前が「プス」であると明かされます。原題は "Puss in Boots"。
猫好きにはたまらない♡
まずはご覧ください。この姿!
ニャァァ~! 可愛いっっ♩
猫です! まさしく猫ですね。まぎれもない茶トラの猫ちゃん。
ふわふわの毛並み。柔らかそうなおなか。つぶらな瞳。こんもりと丸いマズル(口元の ω の部分)。ああ……ナデナデしまくりたい……♡笑
可愛いから、これも載せちゃおう♩
可愛い『怪傑ゾロ』猫バージョン
サクッとあらすじの概要をご紹介しておきますと、"長ぐつをはいたネコ" プスが『シュレック2』でシュレックと出会う前の物語です。
○ あらすじ(ネタバレなし)
捨て猫プスは孤児院育ち。そこで卵の "ハンプティ" と知り合いました。故郷の町でお手柄を立てて一度は英雄になったプスでしたが、それを妬んだハンプティの罠にはまってしまい、おたずね者に。
ある日、プスは酒場で噂を耳にします。それは長年プスが探し求めていた "魔法の豆" を悪党のジャックとジルが持っている、という噂でした。
その豆をまくと魔法の豆の木が天まで伸び、天の巨人の城に行くことができます。そこには "金の卵を産むガチョウ" がいるのです。プスは、ジャックとジルから魔法の豆を盗もうとしますが――。
童話『ジャックと豆の木』をモチーフにしつつ、プスのキャラクターはアクション映画『マスク・オブ・ゾロ』(1998年)の主人公 "怪傑ゾロ" をイメージした設定になっています。
『マスク・オブ・ゾロ』って? という方は、こちらのトレーラーをどうぞ。
ゾロ役のアントニオ・バンデラス、なんと本作の英語オリジナル版でプスの声を演じています!(まさかのご本人登場。笑)
こういうの、遊び心があっていいですよね。
ちなみに、日本語吹替版では竹中直人さんんがプスを演じています。
(『シェイプ・オブ・ウォーター』、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督も、警察署長の役で声の出演をしています)(本来のクレジットは製作総指揮)
ギャップが笑える!
声を演じる役者さんからも想像できる通り、プスはおたずね者で剣の達人。怪傑ゾロのように渋い声で、普段はカッコ良くキメています。
ですが、猫の習性には抗えず "猫あるある" な行動をしてしまったり、猫をかぶって可愛い子ぶったり――そのギャップに落差があって、笑えます!
荒くれ者たちが集う酒場でプスが飲んでいるのは、ミルク! 飲み方!笑(動画の 0:33 あたりです) これ、猫飼いさんなら思わず吹き出すシーンですよね。
卵のハンプティ……
ハンプティ、怖いよ~。気持ち悪いよ~。涙
そのルックス怖さに、つい、しれっとここまで言及しないできてしまいましたが(笑)、そうです。あの『マザー・グース』に出てくるハンプティ・ダンプティ(Humpty Dumpty)です。
「卵」というところが、わりと大きなカギになってきますので、そちらにもご注目を。
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