ティファニーで朝食を
鑑賞時の感想ツイートはこちら。
NYを舞台にした、1961年のアメリカ映画です。主演は、女性たちの永遠の憧れ、オードリー・ヘプバーン! この映画をお好きな方は多いのでは?
冒頭のこのシーン! いや~、絵になりますよねぇ♡
早朝の5番街。ティファニー本店。そこへタクシーから降り立つオードリー。ジバンシィのリトル・ブラック・ドレスに身を包み、ショーウィンドウを眺めながら、ほおばるデニッシュとコーヒー……。
このシーンを観ると、美味しいデニッシュが食べたくなってしまう♩
……っていうか、食べました! わたし。笑
原作はカポーティ
有名な本作ですが、原作はトルーマン・カポーティの小説なんですね!(原題 “Breakfast at Tiffany’s”) 最近まで知りませんでした。
カポーティ原作といえば、映画『冷血』(1967年)もそうですよね。そして『冷血』を執筆した頃のカポーティを描いた、その名も『カポーティ』(2005年)という映画も。どちらもまだ観たことがないので、気になっています。
こんなふうに、ひとつの作品から興味や世界が広がってゆくのも、映画の楽しいところだなぁ♩ なんて思います。
ねこ♡ 猫♡ ネコ♡
感想ツイートにも書きましたが、作中で主人公のホリー(オードリー・ヘプバーン)が猫を飼っているのです。茶トラの猫ちゃん♡ 名前はついていなくて “Cat” と呼ばれています。出番も多め。
この子がねぇ、おとなしくて、おりこうで、可愛いんですよ~!!
わたしのような猫好きには、たまりません♡
にゃ~ん♡♡(猫バカ)
この猫ちゃん、作中でオードリーにすりすりしながらついて歩いたり、おとなしくごはんを貰ったり、キッチンのシンクに寝そべったり、人の肩に乗ったり(これは “乗せられた” 感が多分にあるけれど。笑)、とにかく芸達者!
猫を飼った経験のある方にはおわかりいただけると思いますが、犬と違って、これは凄いことなんですよ。もちろん、お芝居をするように訓練された猫なのだろうな……と、想像はつくけれど。それでも凄いし、可愛い!
気になって調べてみたら、出演していたのはオランジー(Orangy)という猫ちゃんなのだそう。オランジーについては、こちら に詳しく書かれています。そうだったのか~!
ホリーという女性
本作でオードリーが演じた「ホリー」という女性について、わたしは最初、あまり理解できませんでした。無邪気で、気まぐれ。自由奔放。美しく、男性たちの人気の的。みんな、ホリーに振り回されながらも、彼女を愛してやまない――。
ワイ、そんな境遇、なったことないしな!!笑
うらやましい限りです。はい。
でもね、ホリーの持つ「自由な空気」って、男女を問わず、どこかしら心の奥で求めているんじゃないかなぁ。だから、作中の男性たち(ポール、O. J. バーマン氏、ゴライトリー氏など)も、なんやかんや面倒を見ちゃう、という。
隣人のユニオシ氏から再三クレームをつけられても、まったく “どこ吹く風” な様子のホリー。笑
(しかし、このキャラクター設定はひどい……苦笑)
あそこまで突き抜けて “社会のルールに縛られない” キャラクターを見ると、逆に「あんな風に自由に振る舞ってみたいなぁ」→「ちょっとくらい自由でいても、いいのかもね♩」という気分に、わたしはなりました。
原作者のカポーティは、はじめ、ホリー役にマリリン・モンローを希望していたそうです。
でも、オードリー・ヘプバーンが演じたからこそ、自由奔放なホリーに「上品さ」を保つことができて、観客女性の反感を買わずに済んだのではないかしら。(決してモンローが下品という意味ではなくて、肉感的で生々し過ぎちゃう気がするんだな……)
憧れのスタイル
本作の人気が高いのは、オードリーが着用しているジバンシィのファッションによるところも大きいと思います。
こんなお帽子、かぶってみたい~♩
これはジバンシィではないと思いますが、このシーンのタッセル付きの耳栓も可愛い~! アイマスクもティファニー色!
ヘンリー・マンシーニの音楽も忘れないで♩
『ティファニーで朝食を』といえば、名曲『ムーン・リバー』。
作曲はヘンリー・マンシーニです。
○ おまけ
ヘンリー・マンシーニ、良いですよ~!
映画とは関係ないけれど、わたしが一番好きなのはこの曲。
優雅な大人のバカンス~♩って感じがして、よく聴いています。
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