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よろしくてよ
よろしくてよ!
こういう言葉遣い、女性言葉とか「てよだわ言葉」と呼ばれるそうです。私自身は、リアルでは、ほとんど聞いたことがありませんが、映画とかテレビドラマの中で、女性がそういう言葉を使うのは、よく聞いた気がします。
気がします、と書きました。そうですね、最近は、映画やテレビでもあまり聞かなくなった気がします。
慣れていくのね。
怖くない人なんて、いて?
出血が酷すぎてね。
これは、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」のセイラ・マス という女性のセリフです。「出血が酷すぎてね」というのは、自分が出血しているのではなく、負傷している相手に「出血が酷いですね」と確認しているセリフです。最近の若い人には、なかなかニュアンスが伝わりにくい変な表現かもしれません。
できることでしたれば、
ちょうだいませ
少し端折っていますが、これは、さだまさしさんの「雨やどり」という曲の歌詞です。「~ませ。」というのも、書かれたものを読むことはありますが、声に出して話すのを聞く機会は、かなり減った気がします。
太宰治の「きりぎりす」なんかでも、そういう表現があります。ひょっとすると、あと数年のうちには、こういう言葉遣いは、消えてしまうのかもしれません。
あまり使われなくなった言い回し。不思議がったり、懐かしんだり、それぞれの感性で楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
kindleでも読書について書いています。よろしければお読みください!
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