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2024年を振り返っての年末の「極私的ベスト2024」

2024年を振り返っての年末の「極私的ベスト2024」


「極私的ベスト2024」

 今年は、大学院の履修とそこでの課題研究などもあり、いままでのように映画館や劇場、美術館に頻繁に行くことが出来ませんでした!

読書だけは大学院での指定図書などのこともあり読むことが出来ましたが、

カンゲキ(観劇)や映画に関しては十数本、美術展に至っては3回だけでした。

そんな状態だったので、ネットフリックスもいったん解約しました。


カンゲキに関してはhttps://haruharuy.exblog.jp/

映画やその他のもので印象的なものの感想に関しては https://note.com/haruharuy


をご覧ください。カンゲキ作品はすべて、

映画や本に関しては印象に残ったものに関してnoteに書いています。


以下、私が今年の2024年に見た映画と演劇のリストです!

「映画2024」(計14本)

1,枯れ葉 2023年フィンランド・ドイツ @シネリーブル池袋(アキ・カウリスマキ監督)

2,オッペンハイマー 2023年 米国 @TOHOシネマズ日比谷 (クリストファー・ノーラン監督)

3,悪は存在しない 2023年 日本 @KBCシネマ(濱口竜介監督)

4,ミッシング 2024年 日本 @Tジョイ博多(吉田恵輔監督)

5,駆け抜けたら、海 2024年 日本@アップリンク京都 (十川雅司監督)

6,関心領域 2024年 米国@大阪ステーションシネマ(ジョナサングレーザー監督)

7,星の子 2020年 日本@アマゾンプライム (大森立嗣 脚本・監督)

8,不気味なものの肌に触れる 2013年 日本@シアターセブン(濱口竜介監督)

9,永遠に君を愛す 2009年 日本@第七芸術劇場(濱口竜介監督)

10、天国はまだ遠い 2016年 日本@第七芸術劇場(濱口竜介監督)

11、Walden 2022年 日本@第七芸術劇場(濱口竜介監督)

12、スパイの妻 2020年 日本@NHK BS録画(黒澤清 監督)

13、ルックバック 2024年 日本@アップリンク吉祥寺(押山清高 監督)

14、ロボットドリームズ 2023年 フランススペイン@テアトル梅田 (パブロ・ベルヘル監督)


「演劇舞台芸術2024」(計18本)

1,パートタイマー秋子 二兎社 @シアター ウエスト(永井愛:作・演出)

2,オデッサ ホリプロ @プレイハウス(三谷幸喜:作・演出)

3,相続税¥102006200 東葛スポーツ@シアター1010稽古場1(構成・演出:金山寿甲)

4,御菓子司 亀屋権太楼 MONO @シアターCUBE01(作・演出:土田英生)

5,メディア/イアソン 世田谷パブリックシアター @世田谷パブリックシアター (演出:森新太郎)

6,イノセントピープル CoRich舞台芸術プロデュース@シアターウェスト(作:畑澤聖悟、演出:日澤雄介)

7,S高原から 青年団 @こまばアゴラ劇場(作・演出:平田オリザ)

8、流浪の手記 くじら企画提供 シン・クジラ計画@ウイングフィールド(作:大竹野正典、演出:後藤子寿枝)

9、12人の生まない日本人 第32次 笑の内閣@THEATRE E9 KYOTO(作・演出:高間響)

10、代数学 壁ノ花団@扇町ミュージアムキューブ(作・演出:水沼健)

11、小泉八雲から聞いた話 奇ッ怪 イキウメ@ABCホール(作・演出:前川知大)

12、山月記 小菅紘史×中川裕貴 豊岡演劇祭2024@宝塚市武庫川河川敷大劇場前

13、知恵の悲しみ CHITEN@アンダースロー

14、ワタシタチはモノガタリ@森ノ宮ピロティホール(作:横山拓也、演出:小山ゆうな )

15、摂 文学座 @紀伊国屋ホール(作:瀬戸口郁 演出:西川信廣)

16、つきかげ 劇団チョコレートケーキ @駅前劇場(作:古川健、演出:日澤雄介)

17、よせばいいのに 市川興行@聖典通劇場(作・演出:市川しんぺー)(共演:永井秀樹)

18、新世界より(笑) 満員劇場御礼座 @新世界ZAZA HOUSE


今年、東京のこまばアゴラ劇場が閉館となってしまいました。

多くの才能をはぐくんでいったあの劇場の喪失は今後の演劇界にどのような影響を与えていくのでしょうか?

また、来年は、兵庫県、伊丹市のAIホールも閉館というお話を伺いました。

劇場が自らプロデュースして制作を行うということで新たな才能が育つ。

そのような環境が多様に存在する場所から、本当に新たな面白いものが生まれてくるのではないか?と思います。

この国を本当に豊かにするためにはとても大切なことなのではないでしょうか?


美術展等(以下3本)

大吉原展 @東京藝術大学美術館

村上隆 もののけ展 @京セラ美術館

Continum Resonance 連続する共鳴  @VS.(ライゾマティックス展示)


最後に、今年読んで印象に残った書籍に関して少し書き記したいと思います。


「2024年極私的ベスト(書籍)」


AI、生成AIに関してのもの


まずは、「冒険の書 AI時代のアンラーニング」孫泰蔵(@日経BP)

本書はものすごく大きな意味で希望を与えてくれるものでした、

孫正義の弟でもある孫泰蔵さんの考える世界を実現したいという人たちが増えることで

この国が本当にワクワクした豊かな場所になるかもしれないと思わせてくれます。

さらなる詳細は

をご覧ください。

今年はこれ以外に生成AIをテーマにした書籍をたくさん読みました。

中でも最もベーシックにわかりやすく本質を伝えてくれたものが


「生成AIで世界はこう変わる」今井翔太(@SB新書)でした。最近出版されたものですと

「AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性」栗原聡(@角川新書)

「生成AI時代の言語論」大澤真幸、松尾豊、今井むつみ、秋田喜美(@左右社)などでした。


現在、課題研究で生成AIの創造性についての実験を行っています。その参考になるかもしれないと思い読んだのが

「創るためのAI 機械と創造性の果てしない物語」徳井直生(@BNN)でした。

徳井さんは自らアーティストとして音楽活動などをされており並行して生成AIなどの研究を行われています。

その徳井さん自らが経験したことなどをベースにどのようにAIを自らの創造性のパートナーにしていくのか?

ということの試行錯誤の過程と徳井さんが考えておられることが書かれています。

出版されたのが2021年の1月でしたので、その後の生成AIの進化に伴った新たな意見を伺ってみたいと思いました。

ちなみに本書からインスパイアされて2024年10月号の美術手帖が「AIと創造性」という特集を組まれており、

そこには発行時点での最新の事例などが紹介されています。


今井むつみさんと秋田喜美さんがお書きになってベストセラーとなった

「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」今井むつみ 秋田喜美(@中公新書)

は私にとって衝撃的なものでした。

認知科学の視点から言葉をどうとらえているのか?を過去の研究事例なども参照して解き明かしてくれます。

さらには「オノマトペ」と言われている言語ともリズムとも表現とも言えないようなことば?が

どのように子どもたちの言語認知能力に影響しているのか?というそもそも論が語られます。

AIの世界で「記号接地問題」というのがあるらしいのですが、ことばと実際(実体?)が結びつくというものです。

ヘレンケラーが井戸のポンプから出てくる水を手に受けて「WATER」と言ったことに代表されるように、

言葉は身体を伴うことで大切なことを獲得しているのではないか?というようなことの真髄のエッセンスが

ここから垣間見られます。そこから考えると身体を持たないことで生成AIは言葉の本質が取られないのではないか?

という意見もあるそうです!

 しかしながら「生成AI時代の言語論」の中で松尾先生は以下のように語っておられます

「身体性が知能にとって必要なのかという問いについて、僕は2015年くらいまでイエスだったんですが、

2016年ごろからはノーになったんです。なんで変わったかというと、2016年ごろにYouTubeの動画に対して

ディープラーニングを使って学習させる研究がたくさん出てきて、結果、学習できることがわかったからです。」(P36)

と!たぶん、ここだけ読むと「???」「何のこと?」と思われるかもしれませんが、

時間をかけて学習すれば「記号接地問題」

(むっちゃ簡単に言うとりんごという言葉と果物のりんご自体の実態や概念が重なること)は

解決できると松尾さんは結論付けておられます。この言葉は私にとってかなり衝撃的なものでした。

(記号設置問題のりんごの解釈がちがってるで!という意見もあるかと思います。ぜひアドバイスを!)


 続きまして、今年の冒頭には時間に関する書籍をいくつか読みました。

ご縁があって「時間」に関することをちゃんと調べようということになっていきました。

まだ計画途中ですが、いろんな考え方や表現の仕方で時間について考えるというのが

面白いなと思ったのです!読んだ本は以下のようなものです!


時間に関するもの


「モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」ミヒャエル・エンデ(大島かおり:訳)(@岩波書店)

「時間のしくみを科学する」ギョーム・デュブラ オリヴィエ・カーボネル 遠藤ゆかり:訳 (@創元社)

「時間とは何か」池内了 ヨシタケシンスケ:絵(@講談社)

「時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体」松浦壮(@講談社ブルーバックス)


時間のことを考えると必ずタイムマシンやタイムループ、そして、4次元の世界さらにはそれを超えた高次元の世界の話になっていきます。

それをわかりやすく伝えるのはどうすればいいのか?

個人的にはいま自分の中で最も大切なものは「時間」です!永遠はない!ということをますます実感するようになりました。

大切な時間を「時間」というものを考えることで哲学する、楽しいじゃないですか?

もっと文献の渉猟をしなければと実感しています。

そして、改めて、傑作映画「インターステラー」を見直してみようと今思いました。


課題研究論文執筆に関するもの


今年は課題研究の年でもありました。いくつかそのためのテキストを読みました。

中でも個人的にとても印象に残ったのが佐藤郁哉先生の著書でした。


「<はじめての経営学>ビジネス・リサーチ」佐藤郁哉(@東洋経済新報社)

「組織と経営について知るための 実践フィールドワーク入門」佐藤郁哉(@有斐閣)


というもの。さらには、さらなる実践的な研究を赤裸々に語った書が以下です!

「リサーチ・マインド 経営学研究法」藤本隆宏・高橋伸夫・新宅純二郎・阿部誠・粕谷誠(@有斐閣アルマ)

これを読むと研究者といっても様々な方がおられその多様な価値観から独自の研究を行いながらも

教員としてのバランスをとっておられるということがヒリヒリとした感覚とともに伝わってくるものでした。

高度なクリエイターやアスリートと同じような種類の人たちがアカデミックな世界におられ

切磋琢磨されていることが良くわかります。


教養教育的なもの


大学院で学んでいると教員の方々からこの本が面白いなどということも教えてもらえます。

その中で今年読んで面白かった、ずいぶん昔に出版されたものですが以下の2冊は印象的でした!


「岡潔の教育論」岡潔+森本弘 中澤新一:編(@コトニ社)

「創造と伝統 人間の深奥と民主主義の根元を探る」川喜多二郎(@祥伝社)


岡潔は羽室先生や丸橋先生などからその名前を聞きいくつか読んでみました。

数学者の方ですが様々なジャンルに興味を持っておられたのだと思います。

いろんなスタイルで多くの著作があります。

川喜多二郎さんは言わずと知れた「KJ法」の開発者です。これを読むと川喜多先生が考えていることは

「抽象と具体」を繰り返していくという作業を簡略化して

わかりやすく伝えてくれるものではないかと考えたのですが

いかがでしょうか?


統計学・統計分析に関連したもの


課題研究をしていると「統計学」の知識の大切さを日々実感するばかりです!

根源的な理解をしないと表層的な分析となり意味のないまま分析結果を出力してこうでした!

というものではあまり自分にとって意味がないものではないか?と思うようになりました。

もうすぐ2年になりますが「統計学」の奥が深すぎて、しかも私自身が得意なジャンルではないということもあり

何度もいろんな方から教えを請い、関連書籍を読んで考えることの繰り返しでした。

中でも以下のシリーズは私にとってある種の理解のきっかけを与えてくれたものでした。


「統計学が最強の学問である」西内啓(@ダイヤモンド社)

「統計学が最強の学問である(実践編)」西内啓(@ダイヤモンド社)

「統計学が最強の学問である(ビジネス編)」西内啓(@ダイヤモンド社)

「計学が最強の学問である(数学編)」西内啓(@ダイヤモンド社)


極力、数式を使わずにわかりやすく説明するのか?を考えて書かれています。(数学編以外です)

ビジネス編は特に実践的な内容でした。しかしながら数学編を出すことにされたのはやはり

数学的な理解なしには統計学の本質に迫れないということがこれを見ても良くわかります。

まだまだ初学者で道半ばですが、統計についてわかりやすく

小学生や中学生の子たちに教えられるようなおじいさんになっていきたいものです。


広告業界の先輩たちのお書きになったもの


つづいて、私が長く働いた広告業界の先輩たちがお書きになったものです!


「外不出のプロの技に学ぶ 映像と企画のひきだし」黒須美彦(@宣伝会議)

「広告コピーってこう書くんだ!相談室(袋とじつき)」谷山雅計(@宣伝会議)


というものです!黒須さんの著書は今年出版されたものです!

TVCM制作を中心としたお話が盛りだくさんでそこで紹介される仕事やスタッフのことを読んでいると

まさに他人ごとではない感覚になりヒリヒリとした感覚がよみがえってきました。

私の信頼する同僚だったプランナーの松村さやかさんがイラストや編集協力をされているという

クレジットを見てうれしい気持ちになりました。

 谷山さんの著書は広告業界のバイブルでもある「広告コピーってこう書くんだ!読本」の続編にあたるものです!

広告学校などで長く教えておられた谷山さんの言葉はわかりやすくまさにどのように創造していくのか?

を考えさせてくれるものです!本書はそのさらに実践編です!

具体的な事例とともにある種のリアルなケーススタディとしての学びが出来ます。


「コンテンツビジネス」「エンタメコンテンツ」「エンタメビジネス」などに関するもの。


「世界最高峰の「創造する力」の伸ばし方 MIT 音楽の授業」菅野恵理子(@あさ出版)

音楽を系統的に教えることをどうやって行ったか?しかもそれがMITでどう行われたのか?

を詳細に記述したものです!いま、教養教育が大切だと言われています!

リベラルアーツを学ぶことでVUCAの世界に立ち向かう必要があると

山口周さんなどはことあるごとに強調されています。

そのひとつの具体的な事例としてのこの授業、読んでいて間接的に受講しているような気持になりました!

系統的な学びが抽象化してそのジャンルをとらえることがやりやすくなるのかな?

とこれを読んで感じました。


「エンタメビジネス全史 IP先進国ニッポンの誕生と構造」中山敦雄(@日経BP)

日本のエンタメ史をこうして概観してさらにビジネスの視点までを語るという本がなかったので書きました!

と著者の中山さんが書かれていました!海外にはこうしたものをまとめた書籍があるのに、日本にはない!

というものがたくさんあります。そこを埋めていくことがこれからのこの国には求められているのかもしれません。

翻訳ツールがその壁を簡単に壊していく時代になってきているのでしょうか?


「韓国コンテンツはなぜ世界を席巻するのか ドラマから映画、K-POPまでの最強戦略」増淵敏之 岡田幸信(@徳間書店)

「韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか」菅野朋子(@文春新書)

韓国コンテンツの隆盛は金大中の時代までさかのぼり、世界を見据えた戦略がそこから始まり、

それが現在の結果になっています。日本はそれにおいつき追い越せという状況です。

そこから新たなコンテンツの発信が日本でも始まりました!

日韓のコンテンツが配信なども含めて世界中で見られる

一つの大きな選択肢になりつつあることを実感しています。

そのためにどうすればいいのか?のヒントが本書には書かれています。


「東京大学「80年代地下文化論」講義」宮沢章夫(@白夜書房)

「NHK日本戦後サブカルチャー史 深掘り進化論」宮沢章夫 大森望 泉麻人 輪島裕介 都築響一 さわやか(@NHK出版)

「NHK ニッポン戦後サブカルチャー史」宮沢章夫(@NHK出版)


NHKが放送した番組として戦後のサブカルチャーを概観してまとめた優れた番組がありました。

それの講義を行ったのが今は亡き劇作家の宮沢章夫さん。

1980年代にラジカルガジベリビンバシステムというコント集団の作家をされていた方です!

その時代を結節点として日本でのサブカルチャーがどのように進化し拡がっていったのか?

ということを宮沢章夫個人の視点で語っているというのがこの書籍群の面白いところです!

いまもNHKで「サブカルチャー史」の番組が続いており、このテーマを掘り下げて

発信をしようと思い立った宮沢さんとNHKの制作スタッフの熱量がこうした形で残されて

貴重な資料として残っていくのではないでしょうか?


さあ、もうそろそろ終わりにします。


フィクション作品を1本だけ

「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン  池 央耿 :翻訳(@創元SF文庫)

先日、東京出張に行く際に1日前倒しして恵比寿にある、さとなおさんがやっているBARに初めて行きました。

さとなおさんとは若いころ何本かのお仕事をご一緒させていただいたご縁がありました。

このBARがとても素敵で、壁一面が本棚になっていてさとなおさんの個人の蔵書が置かれています。

博覧強記のさとなおさんだけに多種多様な本が置かれていました。

しかもビジネス関連の書籍はここにはおいていないというコンセプトがまたいい!

その本棚で見かけたのが本書でした!SF愛好家にとってはバイブルのような古典的名作というのは聴いていました。

大阪に戻ってからもその記憶が残っていて図書館で借りました!

まったく古さを感じさせない、科学的な知見が盛り込まれており知的好奇心をくすぐるものでした。

そして月の裏側のことを考えました。

私たちはそこから来て、どこへ行くのか?というような哲学的問いに関して

こうした形で答えているジェイムズ・P・ホーガンの恐るべき創造性に驚きました。


最後の人生を考えさせられるもの。


「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」ビル・パーキンス 児島修:訳(@ダイヤモンド社)

このタイトル、まさに他人事ではないタイトル!

ま、人間は死ぬとゼロにはなるのですが、動けるうちにいろんな経験をしようじゃないか?

お金を使い切って死ぬことは、いつ死ぬかわからないので予測するのは難しいかもしれないけど、

とにかく、そのことに対して意識的に生きて人生をより豊かにしよう!というものです!

私の父親は59歳の時に、脳溢血で急死しました。遺品の整理をしていると

誕生日にプレゼントした衣類などを着ないままで大切にタンスにしまってあったのを見て、

なんだか長男として情けない気持ちになったことを思い出します。

大切なものを、後にとっておくのではなく、いま、やってみる、試してみる、行ってみる

ということをやった方がええよね!ということが書かれているのだと思います。


以上、長々と失礼しました。みなさんが面白かったものなどがあればぜひ教えてくださいね。


みなさまも良いお年をお迎えください!  


2024年 年末 吉日 山下治城

来年もどうぞどうぞよろしくお願いいたします。

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