見出し画像

「Syn:身体感覚の新たな地平 by Rhizomatiks×ELEVENPLAY」(@TOKYO NODE開館記念企画)に行って来ました!

「Syn:身体感覚の新たな地平 by Rhizomatiks×ELEVENPLAY」(@TOKYO NODE開館記念企画)に行って来ました!

左側の建物です

虎の門ヒルズ駅に直結した「虎の門ヒルズステーションタワー」が完成し開館しました!森ビルの六本木から虎の門、麻布にかけての港区の街づくりが着々と進行しています。この日は、所要の東京出張で1日時間が出来たので、いきつけの病院で検査をしてインフルエンザの予防接種をしたあとに、この新たな施設を見に行ってみました。館内に入るとこのイベントの動画がデジタルサイネージで上映されていました。この日は「HONDAとSONYのmobility Show」も同時にやっていました。案内の係の方に聞くと、8階にTOKYO NODEのエントランスがあるのでそこでチケットの有無などを聞いてください!とのことでした。


行ってみると2時半からの回が空いているとのことで早速チケットを確保!学生なので学生料金4000円で見ることが出来ました。(一般の方は8000円)本公演は1回70分。イマーシブシアターと銘打った公演。海外でも今ものすごく増えている「没入体験型のパフォーミングアーツ」と言えばいいのでしょうか?有名なのはニューヨークのホテルをまるごと使った体験型演劇だったように記憶しています。「スリープ・ノー・モア」の記事は以下でご覧になれます。

この建物の45階にTOKYO NODEというイベントスペースがあります。

ここの開館記念で何か出来ないか?と森ビルの担当者が真鍋大度さん、石橋素さん、MIKIKOさんたちと一緒になってこのオープニングエキジビションを立ち上げたのではないでしょうか?このイマーシブシアターは真鍋さんたちライゾマティクスが絡んでいるだけあって、むっちゃ、テクノロジーと身体が融合したパフォーミングアーツになっていました。テクノロジーだけが優先してしまうと舞台芸術の持つ身体性が損なわれてしまいがちになるのですが、MIKIKOさんとパフォーミング集団のELEVEN PLAYのダンサーさんたちが24名!も参加して、ダンサーの身体と空気感をすぐそばに感じられる公演となっていました!いくつかの場所に分かれていて観客はダンサーたちに促されて、移動しながら体験するというもの。ダンサーの動きと身体を間近に見ながら、音響と照明が計算されたように変化し、さらにはセットまでが移動するというもの、そこにCGなどを駆使した映像が投影されます。観客はダンサーの動き(そこにはダンサーの衣装やメイク、髪型なども付加されています)と映像、音響と、照明、そしてセットが造り込まれた空間のど真ん中に居て没入体験をします。


ELEVEN PLAYという集団を抱えているからこそ出来たことなのかも知れません。そういう意味でも唯一無二のTOKYOイマーシブシアター体験ではないでしょうか?開館記念なので、森ビルも気合を入れているのではないでしょうか?まったく採算度外視だと思われる公演。ダンサーが毎日24名パフォーマンスをし続けるだけでも大変なことなんやと思います。

六本木ヒルズが出来た時の開館記念で森美術館でのTOKYOの展示を思い出すような刺激的なイベントでした。11月12日まで。詳細は、https://www.tokyonode.jp/sp/syn/

です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?