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”このくらいの自分”に足踏みしてる。

髪をずっと伸ばしたままでいる。
転職もせず、もうすぐ入社5年目を迎える。
半年に一回引っ越してた私も、今の家に住んで1年半。
いつかは海外に...!のいつかは、訪れる予感がしてない。

髪型も家も変えるの勿体無いと思うくらいには気に入ってるし、
仕事にやり甲斐も誇りも持ててるし、こだわる熱量も十分ある。

今の私は「幸せだ」と、胸を張って言える。

なのに、

贅沢すぎることに、

苦しいことに、

その幸せに、


”飽きてしまいました”

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永遠が持つ、鈍い恐さ。

毎日、ありきたりな教室と、いつものメンバーで、
誰かとんでもないイケメンが転校してこないかな、
朝起きたら地球を守るための変身する力を手に入れてたらな、
学校に怪獣が現れたりしないかな、みたいな想像をする。

今のままでも、一生懸命になることはたくさんある。
部活も行事も受験も、どちらかというと忙しかった。

でもなんか、突拍子もない変化が欲しい、あの感じに近い。

昔に比べて遥かに想像力が増したが故に、
結末を知ってる推理小説を読んでるような気分。

生きてる心地を感じにくい。

情報に溢れた世界でこれを感じる人は多かったりするのかな。

一見わかりやすいルールの上の方が、
大きな意味での路頭に迷いやすいのかもしれない。


”このまま何も変わらなかったらどうしよう”

”このまま何も得られなかったらどうしよう”


セカイを知った気になっている自分の未熟さへの喝でもしたつもりか
気付かず見過ごしてしまっている何かに対するもったいなさか

いっそのこと全部強制終了でもしようか。

と言いながら、

"今"は手放すことを考えられないくらいに、愛くるしい。

そして時間に解決を求める。
大人になればなるほど、時間の力を知ってしまうから。
永遠は堂々巡り。

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いくら回されても、針は天極を指す。

大事にしてる、大事な人にもらった言葉。

自分で認識出来てなくても、自分の大事なものを自分は知ってる。
どんなことをしても、どんな選択をしても、どんなルートでも、
人生の方位磁石は天極を指そうとする。
そっちに向かってしまうものなんだ、という教え。

最近それに加えて思うことは、
針は回されるくらいなら、天極をさせるかもしれないけど、
"飽き"は磁力を弱らせるのかもしれないということ。

いい暇と、よくない暇は、”飽き”が付いてくるかどうかで、
日常も”飽き”が付いた途端に、景色が曇る。

”飽きた”

心の声に素直に、変化を自分でつくっていく。
欲しいものを自分に与えていく。

それを忘れて"このくらいの自分”でいてもいいけど
方位磁石は錆びてしまうかもしれない。


頑張らなくてもいい。
挑戦しなくてもいい。
無理に変えなくてもいい。
今の自分がダメなわけじゃない。

いくら回されても、針は天極を指すから。

意味や辻褄が合わなくていい。
飽きない人生を選択していたい。


今は、足踏み。もうすぐ前に進むよ。



おしまい

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週1noteマガジンはこちら!ロゴとステッカー作って全6回更新出来た人にプレゼントとか話してたのに先週自分は書けませんでした。オーマイ。
人の葛藤とか、最近の忙しさとか、そういうものが感じ取れて面白いコミュニティです。気づいたらメンバーに愛着湧いてる不思議。

そして、この間、週1noteのメンバー4人でラジオを収録してみました。二回目の試みに誘っていただいて話しました...!へなちょこに喋ってます。皆noteだけじゃなくお話できるのすごい。お暇な方ぜひ!