再び夢を昇る
卓球を始めて1週間。チームの代表が歓迎会を開催してくれました。緊急事態宣言が解除になったタイミングで始めた卓球。いきなり歓迎されてうれしい限り。
代表は21歳の大学生。なんと息子くらいの年齢。でも、うちは子供がいないから息子という感覚はなくて、卓球選手の先輩としか考えていない。
チームは結成2周年を迎えたらしい。そして代表からチームを結成したキッカケを教えてくれました。
中学の部活で始めた卓球。部長でエースだった。卓球の名門高校に進学。部内では下から数えたほうが早いくらいのレベル。強くなりたくて22時頃に部活が終わった後、夜中まで自主練をやっていた。練習のやりすぎで左足を負傷、まともに歩くこともできなくなった。1年の夏には卓球部を退部して卓球をあきらめた。2年になってジム通いしてリハビリ。高校卒業を迎えたころになって、やっとリハビリの成果が表れてきた。「これなら卓球ができるかも」でも、大学でサークルに入るにはレベルが違いすぎた。「それなら自分で卓球チームを作ろう」そうしてできたチームだった。
現在の在籍メンバーは40名。下は18歳から上は56歳。代表のお父さんが最年長らしい。
再び昇り始めた夢の頂。
私は小学校のクラブ活動でやっていた卓球を再びできる機会を探していた。レベルが違いすぎるのはわかっている。でも同じく夢の頂を昇り始めた。私も選手登録する。どこまで行けるかなんて誰にもわからない。
彼が昇ると決めた頂。身近で応援しながら私も頂を昇る。どうなるか楽しみしかない。チームを応援してくれるスポーツ店にラケットを見に行くことになった。みんなうまくなることに真剣だ。代表の熱意が浸透している。
再び昇る夢の頂はどこまで続いているのだろうか。一歩一歩踏みしめて昇る。スタートはゼロから。もう昇っていくしかない。