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生み出す楽しさ

 2024年で1番よかったことは消費すること以外の楽しさを知ったことだと思う。今までの私にとって、気晴らしになるような楽しいことは、美味しいものを食べることやお酒を飲むことや服を買うことや本を読むことだった。何かを消費して楽しむことがほとんどだったけど、2024年は自分で生み出す楽しさを知った年だった。文章を書くこともその一つで、自分の考えていることをアウトプットする気持ちよさ、自分の内面を言葉として表現する楽しさがあるから続けられている。私は内面に意識が向きがちで、ぐるぐると考える癖があるので、それを整理して表現するとすっきりするし楽しい。私の文章は私のための文章だけど、人から褒められると嬉しさをいつまでも引きずってにやけてしまう。褒めてくれる人も読んでくれる人もありがとう。

 2024年が終わるぎりぎりに編み物を始めたのも、私にとっては大きなことだった。かわいいものが好きで物欲が止まらない私にとって、かわいいものを自分で生み出すことができるのはとてもうれしいことだ。まだコースターのような、小さなマスコットたちのおふとんのような物しか編めないが、ふちの色を変えてかわいいデザインにすることにハマって、いくつか作っている。いつか自分で身につけるものを作りたい。自分の手からかわいくて便利なものが生み出されたらどんなにいいだろう。これからが楽しみである。

 気持ちのいい気候のはずの秋から調子を崩して仕事を休んでいる私にとって、これからも続けていくのが楽しみだ、なんて思えることがあるというのはすごくありがたく嬉しいことだ。私にnoteをやってみたらと言ってくれたパートナーや編み物をやろうと誘ってくれた友達に感謝している。私に生み出す楽しさを教えてくれてありがとう。

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