ともくんは、平成25年生まれ。障害名はついていません。いわゆるグレーゾーン。普通学級に1年通い、勉強も頑張りました。2年生からは、障害クラスに入り、お母さんもともくんものびのびたのしく生活できるように少しづつなってきました。
いきものが好きで、カマキリを飼ったり、抜け殻を収集したり、遺跡を掘りに行くのが好き。いろんないきものにとても興味があり、調べるのも得意。おともだちからは、いきもの博士と呼ばれることも。
ともくん 2024026 「1本」
終了後の経過について 親御さんから
写真記録
前回を踏まえた検証と考察
お疲れモードと眠たいということで、短い時間で早々にご挨拶をして休むよう促した。
印象記録
何にお疲れなのかは不明だが、
「今日は1本しかいけないからね」と親御さんに事前に言って、庭のぺんぺん草を切って用意していたそうだ。
それでも花をいけようと決めることが、素晴らしい向き合う姿勢と感じた。
現場から
お疲れと眠たさとが相まっていたが、花をいけだすと目がキラキラとしてきて、誕生日に買ってもらったという、鉱石のたくさんの標本から、アメジストや鉄、等々を花とともに飾りだしていた。
最後には自ら率先して、自分で写真に作品を撮り、「先生に送って」と親御さんに話していた。
終了後、親御さんには、花の「創作(自己表現)」と「制作」は全く別物であるという詳しいお話をした。
「好き嫌いとその日のモチベーションは別次元」、ということを、親御さんに知っていただけたことは成果である。
次回考察
自分の今のこころや感覚を花で表現できるようになってきているので、引き続き、観察しながら信頼関係を構築していきたい。
―to be continued