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6歳児と観るアイカツプラネット!第2.3話
2話3話まとめて。
というのも、うちの子はもともとテレビや動画を定期的に視聴する習慣があまりなかったのもあり。今回は間を空けて視聴しました。
今回は
◇子どもに人気のモチーフやファッショントレンドをうまく取り入れていること、現実からの切り離し
◇アパレル展開と実写パート
という2点、特に実写パートのリアリティが背伸びしたい視聴者の子どもに響いてるな〜と(主に我が子ですが)興味深く観てしました。
◇子どもに人気のモチーフやファッショントレンドをうまく取り入れていること、現実からの切り離し
第1話目の時点で前回感想を書いた制服の他にも、
ドレシアやドレスの「ペガサス」「羽」「ホロスコープ」のモチーフはここ数年の女の子の間でのトレンドモチーフでした。
特に人気の根強いペガサス(ユニコーン)のいわゆる「ゆめかわいい」の系譜を主人公ハナのパートナーであるドレシアに設定したのは絵面的に強すぎる(いい意味)と膝を打ちました。
ハナのドレスについているのは「羽」モチーフだと思ったのですが(うろ覚え)、天使の羽も今の子どもたちが大好きなゆめかわいいに属する人気モチーフ。
ただ同じトレンドの親近感のあるユニコーンでは無く気高いペガサス、病みかわいい丸みを帯びた羽ではなくシャープな羽のモチーフを使っている点は、ただ流行を追いかけたわけではなくファンタジーであるゲームの世界観を大切にしている(アニメパートと実写パートの差別化)のでもあるのかなぁと思ったり。
トレンドのホロスコープモチーフはポップなレトロさもありますが、キューピットのイメージからするとちょっとゴシックで幻想的。
ANNA SUIの新作アクセサリーがホロスコープモチーフだったりしますので、「ゆめかわいい」や「病みかわいい」よりも背伸びした、独特の世界観に惹かれる女の子がキュンとくるモチーフとして使われているのでしょうか。
これらのモチーフはよく小学生向けステショの類なんかにすぐ反映されているので、「今の女の子のきゅんが詰まってるなぁ」と一目見てピンときました。
ドレスなんかも今までのシリーズの少々現実的な衣装よりも、ファンタジー度が増していて女の子の変身願望をより色濃く反映している、
実写からミラーインしてアニメに移るのもまさに女の子の変身願望をかなり刺激しているなぁと。
我が子もアイプラフォンを使ってミラーインする描写のごっこあそびを特にやりたがります。
「お母さんは壁役やって!」
と言われて鏡、スイング(ドレシア)が宙に浮くようなエフェクト役をやらされます。斬新。
今後のドレシアやドレスにどんな子どものトレンドが反映されていくのか母は観るのが楽しみです。
◇アパレル展開と実写パート
第2話冒頭、ハナとシオリがぐるぐるカーテンの中でこしょこしょ話をするシーン。
わー!女の子は好きだよねー!
カーテンの中での内緒話!!
カーテンは汚いからやめなさいって母は言ってるんだけど、それを聞かないのが子どもであります。
この時点で我が子どもの共感指数爆アゲです。
今の世、子どもの世界も共感指数が物を言いますからね。
感染症対策で今ではできないんでしょうけど、願望としては存在しているわけです。
からの、モデルポージング講座とルリの登場!
我が子は第2話で一番面白かったのはルリ、特にポージング練習のシーンだったそうで。
親のプリクラ全盛期時代から現代のセルフィー世代まで、やはり女の子はこういうポージングは気になるようです。
今の子ども、写真に写るの得意ですからねぇ。我が子の友だちもカメラを向けられたら、どこから覚えてきたのっていうポーズする。
人気モデルでアパレルブランドにも関わるという憧れの存在でありながらフランクかつお茶目なルリのキャラもすごくよくて、親近感を感じさせやすいのが今の子どもにはウケているなぁと実感しました。
第3話、ルリのアパレルブランドで試着するシーン。
これも女の子には憧れだよねー!
リアル着せ替えあそびをしてみたいもん。(もし自分がおばさんじゃなかったら私も‥‥)
ここでやはり気になるのが現実にも販売されている
MELTY HOUSE(メルティーハウス)
というアパレルブランド。
アニメのハナとルリも着用していたハートのブラウスがかわいいなぁと思いつつ、どこを狙っているアパレルなのかまだ掴めないなぁという感想でもあります。
小学生に人気のスポーティでパステルなトレンドも把握しているけどシンプルというか、これは大きいお友だちも着れるようにという配慮なのでしょうか?
親目線では、シンプルの方が有難いけど‥‥
子どもから見たらちょっとパンチが足りないだろうし、同じような色味やテイストの小学生向け人気アパレルブランドは3〜4千円くらいで自分のお小遣いでも手が届かなくはない。
でもメルティーハウスは主要アイテムが基本5千円越えの価格帯。
まだ本物を見ていないので生地の質感等わかりませんが、これはコンテンツの付加価値があったとしても難しい気がします。
現状だと、親が買ってあげたいと思うレベルの高見えアイテムが出たら買うかも‥‥っていう価格帯とデザインに思えました。
出演者の伊達さんたちは何着てもとってもかわいいんですけどね!親はちょっとシビアに見ちゃいます。
我が子はメルティーハウスのくまさん"メルリ"がお気に入りのようです。何度もかわいい〜って言ってました。
このメルティーハウスの情報を得ようとしてもオフィシャルサイトがたどり着きにくく(自分だけかも??)検索や番組のホームページからも飛べず、色んなサイトに飛んで飛んでたどり着けました‥‥
おぬし、プレバンだったのかっっ!
3話はアイドル衣装のデザイナーさん、スイングはどうやって作られるのか、と女の子が好きな要素満載の展開をこれまたゲームに絡めてみごとなストーリーでまとめている30分でしたね。
あまり比べたくはありませんが、他の女の子向け実写番組の脚本のストーリーが破綻している気がして(演者さんのダンスやポップな世界観を表現しているのは素晴らしいですが)子どもに見せたくないなぁと思って視聴をやめたので、アイカツプラネット!は毎回そのクオリティに驚いています。
玩具の販促や単なる子ども騙しではなく、物語として制作されている俳優さんや造り手さんのプロ意識を感じられる作品に出会えてありがたいです。
今後も子どもに安心して観させられるアイカツプラネット!であってほしいなぁと勝手な期待をこめて今日はおしまい。
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![母ェ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43263896/profile_2f02aef4bffe7ff694481308e4902108.jpg?width=600&crop=1:1,smart)