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ずっと変わらないもの

先日行ったアパレルショップにて。

4年ほど毎年買い続けているセーターがお目当てだった。
程よい厚さで着やすく、程よいVネックで形もキレイ、
何より手触りが良くてお気に入りだった。
今年も平台に並んでいて迷わず手に取ったら、
……手触りが違う。
なんか、質が落ちた……?
そっと戻して、なにも購入せず帰宅した。

せっかく気に入っていたのに、残念で仕方ない。

ユニクロだってデザインが同じように見えても微妙に違ったりするから、
ずっと変わらないなんて難しいとは思うのだけど、少し残念。


ささいなモノだけど、
気に入ったお菓子やパスタソースなんかは
早々にスーパーの棚から消えてしまうことが多い。
夫いわく、わたしの好みがマイナーだとか。

キューピーの「あえるパスタソースだし香る納豆」とか
とてもおいしいと思うのだけど!
(半年くらいで行きつけのスーパーから消えました。。)

まあささいなモノは良いとしても、
ずっと変わらずあるものって難しいなと思う。


ときどき、
永遠に残るものって何だろう、と思うことがある。

ヒトは死んでいくし、
モノは確実に壊れて朽ちていくし、
庭の石が砂になって、砂粒としてなら残るかな?
海の水は蒸発して雨が降って、だから同じではない気がする。


カタチのない人間関係なんて長く続くほうがレアだ。

ずっと親友!と思っていても、
生活環境やらライフステージやらの要因で、
近づいたり離れたりを繰り返す。

昔、両親が離婚したときは
自分たち姉弟はかすがいじゃなかったなあと思ったりもした。
家族の縁ですら、長く続くか分からない。

そもそも人間関係は死んだら終わるか。
誰かの思い出に残ってたら続くかな。
語り継がれる歴史上の人物や著名人なら「永遠」もいけるかもしれない。


自分が「ずっと大事!」と思っていても、
気が変わって手放したりするのだから、
ずっと変わらずにあるものを
外に求めることがわがままかもしれない。


そうはいっても、
気に入ったもの、大切なものは
できるだけ長くあって欲しいのです。

ということで、
新たなお気に入りとの出会いを焦がれつつ、
今日もコツコツがんばります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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