初めての入院で思ったこと
先週、初めての入院を経験したので、
思ったことを備忘録として残したい。
看護師さんは忙しい
本当にお世話になりましたが、看護師さんは忙しい。。
胸ポケに入れたピッチ風の電話は大体鳴り続けているし、
病室では笑顔の看護師さんもナースステーションではすん。。と
疲れた顔をしてらっしゃる(気がする)。
「なんでも言ってくださいね」を真に受けて甘えちゃダメだ、
と初日に思った。
夜勤の看護師さんなんて、2時間おきくらいに様子を見にきてくれる。
働かれている様子に本当に敬意を払いたい思いだった。
個室でも気疲れはする
それでなくとも制限のある入院生活。
少しでもストレスを減らせるかなと贅沢に個室に入らせてもらった。
が、個室でも気疲れはした。
予定を伝えられたり、血圧を測ったり、先生の回診があったり……
なんだかんだと1~2時間に1回は誰かが訪れる。
人がきて困ることをしているわけではないけれど、
いつ人が来るか分からない状況というのは思いのほか気疲れしてしまった。
「あとで血圧を測りにきますね~」と言われたからと
トイレも控えて待っていたけど来られたのが1時間後、なんてザラだった。
そんなのいちいち待ってなくていいんだよ、
ということかもしれないけれど、
言われたら気になってしまうんだもの。。
時間はあっても有意義に、なんて難しい
基本的に病室にこもっていることに滅入ってしまったのか、
せっかく時間があるからと思っていたのに
何をしたともなく時間が過ぎてしまった。
いつもと高さの違うテーブル、限られたスペースやモノに
モチベーションも上がらない。
ベッドに座っていたり、枕が合わないしで
日が経つにつれて肩から背中、腰まで痛くなる。
座っていても横になってもどこかが痛い……。
最終的にはイヤホンを耳に突っ込んでずっとAudibleを聴き流していた。
3冊もノートを持って行ったのに。。
かろうじてnote の更新はしたけれど、
入院前に下書きまで済ませておいたおかげだ。
夫がレベルアップしてた
日頃、わんこのお世話も家事もほぼノータッチの夫。
わたしがいない間はそうもいかないので付け焼刃で教え込む。
わんこの歯みがきや肉球のお手入れ。
家庭菜園の水やり。
洗濯機の回し方。
ゴミ捨ての仕方とゴミ出しの曜日。
最低限これだけはお願い、と頼んでおいた。
弁当ガラでキッチンが荒れてないといいなあ……と帰ってきたら。
キレイに片付いたキッチンに、ゴミ出しもちゃんとされている。
聞けば掃除機もかけたし、トイレ掃除までしてくれたとのこと。
「すごい!覚醒してるじゃん!」とほめたたえ、
これからも継続してくれて良いんだよと伝えたら目をそらされた。
人一人いなくても、生活はまわる
レベルアップした夫の話を聞きながら、
一人いなくても、生活は回っていくんだなあと感じてしまった。
もちろん、いざというときはそうじゃないと困るし、
逆もまたしかりなのだけど。
会社だって、一人が一週間休んだところで仕事は回る。
そうじゃないと困るし、そうあるべきなのだけど。
いなくても回るけど、いてくれると「より良い」存在でありたいなあと
しみじみと感じた。
そして健康でいて、いとなみの流れの中にいられることって、
ありがたいなあ、なんてことを考えた。
健康はすべての土台、と聞いたことがあるけれど、
まさにそうだなと実感した経験になった。
*
ということで、
今回は備忘録を兼ねて書き連ねました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。