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猫と暮らすということ 最後を看取る
2年ほど前にもうすぐ12歳になるはずだった飼い猫を看取った。
1月から具合が悪くなり3月2日に亡くなった。
看取るまでの間は、毎日が辛く悲しい気持ちだった。
それでも日々の仕事や必要なことはこなしていた。
そして今も日常が続いている。
看取ってから最近までは思い出すと辛くなったし、もっとああしてやればよかった……などという気持ちがぐるぐる巡っていた。
ただ、当時の私には精一杯だったことがたくさんあったので、今となってはの話なのだった。
今ではその猫のおかげで気づけたことや学んだことがたくさんあって、少し成長できたと感じている。
もし私が死ぬ時は、死ぬしかない状況だったら、なるべく楽に最後を迎えたい。
苦痛はなるべく避けたいし、辛い状況も少なめが望ましい。
この気持ちは猫を看取る時にも感じていた。
もっと一緒にいたいが、無理な延命は猫にとって辛い時間を増やすだけになるだろう。
なるべく苦しまずに、自然に亡くなれるようにしたい。
猫の場合は安楽死も選べるのだ。
先代の猫は自然死を選んだ。
これは私のエゴもあったと思う。
今一緒に生活している猫たちはまだまだ元気だと思うし健康だが、いつかは逝ってしまう。
だが、そこに目を向けても仕方がない。
今は毎日を幸せに暮らしてもらえるように、そのためにも自身も飼い主として健康に生きる。
必要なのは、それだけだ。