今年も彼らに会いに行こう!
2017年5月
あ〜眠たい。あ〜寝てたい。
しかし、朝の陽は待ってはくれない。
その陽はカーテンの向こう側で私を鋭く照らしている様である。
「眩しいからやめてくれ。」
今日の私には朝陽でさえ煩わしく感じる。
さて、榛名の竹林では彼らが尖った先っちょで地上の様子を伺っている。
山々の笑い声が聞こえた頃が陽を浴びる合図である。
よし、今だ!
たけのこの成長は凄まじく、陽のチカラを借りて、ぐんぐん背を伸ばす。
そろそろたけのこ堀りに出かけなければイノシシに先を越されてしまう。
こう、うつうつしていられないのだ。
たけのこの生命力には人を元気にするチカラがある。
よし、今年も彼らに会いに行こう!