入院前の準備*コロナ禍での帝王切開2人目出産
今回は、入院前にやっておいた準備についてです。
コロナ禍で入院中は面会禁止(クリーニングの受け渡しのみ玄関で看護師さんへ可能)という状況でした。
1. 家の中を整える
夫や義理母、息子、産後ヘルパーさんなど私以外の人が見て、どこに何があるのかわかりやすいように家の中を整えました。
・冷蔵庫、台所の調味料など(砂糖や塩のラベル貼りや古いものを捨てる)
・古くて使っていないお皿を捨てる
・洗面所下の掃除用具整理
・トイレの掃除用具整理
・玄関にニトリの三段ラックを導入し、子供の幼稚園お仕度コーナー設置
(これは今振り返っても本当によかった)
とにかく、「私しか知らない」を基本的になくすように、家事の動線を意識して見える化しました。
2. 不在中の食事作り ミールキットの選択と手配
夫と義理母の両方が苦手な家事、料理。でも4歳息子の健康を考えると毎食スーパーのお惣菜や冷凍食品も避けたい。コロナ禍で外食も控えたほうがよい。
ということで、世間のミールキットや宅配弁当を片っ端から調査しました。
その結果、美味しさ、量、値段、野菜の多さという観点で比較し、コープ自然派のミールキットに決定しました。
9月に入りバタバタとコープ自然派への入会と宅配の手はずを整えました。ただ、入会から初回宅配まで2週間~3週間程度かかったため、結局入院直後が初回の宅配となりました。宅配開始時期は選べるので余裕をもって入会することをおすすめします。
<コープ自然派の特徴>
以前ママ友に2食分をいただいたことがあり、味がとてもおいしいことは知っていました。コープ自然派は量が多めで、一品で満足できる点が決め手です。(夫は状況に応じて野菜を足すなどしないため。)そして、基本的に食材は全て切られた状態で、あとはフライパンで炒める、焼くだけ。調味料もうまい具合にミックスされた調味液が届き計量不要のため、普段料理を一切しない夫でもできる!というのがポイントでした。
その結果大満足。何よりおいしく、量も2~3人前のキットで、大人2人+4歳児1人に十分でした。選択肢も豊富で、毎週変わるため飽きません。夫と子供は、何が食べたい~?と2人で楽しそうに選んでネット注文していました。
値段は小鉢で600円程度、メインで800円~900円が多いです。
デメリットは日持ちしないことです。到着から賞味期限2日が大半です。プラス便と呼ばれるものを頼めば週に2日配達はしてもらえます。それでも我が家のエリアは月・水が配達日でした。そのため、だんだん利用しなくなりましたが、産後1か月間の思うように動けない期間は本当に助かりました。冷蔵庫にミールキットがあると思うだけで安心して身体を横にし、休めることができました。
OISIXは以前、お試しでビビンパのメニューを利用し、おしゃれで味もおいしかったのですが我が家では量が足りませんでした。また、宅配弁当系は圧倒的にボリューム不足野菜不足のため、コープ自然派さまさまでした。
3. 不在中の家事 幼稚園関連の引継ぎ
入院直前に下記をメモに残し夫に引き継ぎの打ち合わせをしました。仕事で産休に入る前の引継ぎに似ています。そこに自分がいなくても相手が状況に応じて判断できるように伝えます。
・毎日の持ち物リスト
・着替え(火・木は体操服登園、制服持参、その他曜日は制服登園、体操服 持参など子供の園は複雑)
・体操教室の日などイレギュラーなお迎え時間
・預かり保育(延長保育)チケット制の利用方法
・毎日のお帳面記載内容
この引継ぎをする中で、何で今まで私1人で2年半毎日の園関係のことを行ってきたのか!?と思いました。いや、伝えることが面倒で夫や子供にシェアしてこなかったのは自分だなと反省です。一人でやったほうが早いと必要以上に抱え込んでいました。出産から少し落ち着いた今、(産後5か月)は年中に向けてこのあたりは4歳息子と一緒に準備をしています。年中の間に「自分のことは自分でできる」を増やすことが目標です。このことを産後ヘルパーさんに話したら、小学校になるまでに身に着けておくと、小学校入学以降は毎日の準備が複雑になるので役立つとのこと。確かに!
4. 入院前の荷物準備
術後4日間の入院後、自宅に荷物を取りに帰り、そのまま6日間助産院で産褥入院予定でした。なので、産婦人科の入院バッグと退院後、助産院へ産褥入院するとき用の入院バッグ(こちらは私と子供の服のみ)を用意しました。
9月下旬が当初の手術予定日だったので、暑さ寒さが分からず、またコロナ禍で洗濯物の受け渡しも不可と初めは聞いていました。おまけに病院内ランドリーは別階のため帝王切開後に自分で歩いて洗濯はつらいと考え多めに入院用の丈の長いパジャマを購入しました。
結果、9月中旬~下旬はまだまだ暑く、薄手の長袖パジャマ3セットをフル回転で着ることになりました。術後、38度の熱が3日間ほど続き、少し眠ると汗がびっしょりということが続いたので、とにかく夫には毎日洗濯の受け渡しにきてもらえて助かりました。
帝王切開では術後3日ほどはズボンの着脱もしんどいため、なるべく長めのワンピースタイプで1枚ですませられるパジャマが気楽で便利でした。想像以上に脚がむくんでいて衝撃なので、長いワンピース丈だと脚も隠せるので気が楽です。
5. 入院前に用意したけれどいらなかったもの
・薄手のおくるみ
憧れのエイデンアンドアネイでおくるみを購入しましたが、退院する9月下旬は一気に冷え込んでいました。入院中のわずか5日間で季節が夏から秋に変わったようで、薄手のおくるみは出番がありませんでした。1歳になる夏に利用しようと思います。出産前に慌てて買わなくてよかったな。
・スリング
リングタイプのスリングを後輩に勧めてもらい購入し、持参しました。しかし、そもそも新生児は利用できず、早くて生後3週間からの利用でした。そのため、完全に不要でした。生後1か月からの上の子送迎の記事で後程スリングについて書きますね。
・退院用華やかワンピース
コロナ禍で夫と2人ひっそり退院。玄関での写真1枚のみでした。
そのため、結局は入院時に来ていた普段着のワンピースで退院しました。何より術後4日目は足がパンパンにむくんでおり短めのワンピースで出せる脚ではなかった!!体型ももちろんですが全然戻っていません。なので、ロング丈ワンピースなど身体のラインが出ないお洋服がおすすめです。赤ちゃんは上の子の時に来た、セーラー服タイプの白いかわいいお洋服を着せました。
・産前産後兼用ブラ
締め付けがしんどくて、カップ付きキャミソールのみ着用していました。いまだに産後5か月でも利用しています。だめだな。
・帝王切開後の産褥パンツは事前に着用を!
おなかの傷が痛むので、帝王切開後の産褥パンツや術後パンツは必須です。ただ、悪露を看護師さんに交換してもらうのは当日と次の日までのため、(翌日自分でトイレにいけるようになったら自力で交換)、ベリッと全開するタイプは2~3枚で十分です。(私は1人目の経験で知っていたのに買いすぎました。)そして、普段よりワンサイズ大きめをおすすめします。
普段Mサイズの私はLサイズでちょうどよかったです。とにかく身体がむくんでいる&しんどいので、締め付けにはたえられません。入院前に一度着用するのがおすすめです。私は産後ふらふらの状態の中(帝王切開の術後の痛みで病室内を移動してシャワーを浴びるだけで一大事)パッケージをあけて着用し、きつくて履けなかったものもありました。トホホ。
・入院用パジャマ
入院時期に応じたパジャマの準備が重要です。院内は快適な室温に保たれているので(赤ちゃんのことも考えて)真冬や真夏以外は薄手の長袖でちょうどよいかもしれません。3.に記載したように、私は半袖や少しぶ厚めの長袖パジャマは一切使用せず、結局メルカリで売りました。上の子を出産した産院はパジャマを用意してくれていたので、とても助かりました。
6. 予定帝王切開の方は産休からがあっという間、早めの準備を!
私が通っていた産婦人科は38週0日の予定帝王切開が標準ですが、9月の連休中に重なること、赤ちゃんが既に3000グラムを超えており大きめだったこと、産休に入った後また逆子になり陣痛や破水が起こり緊急手術となる前に予定手術をしたほうがよいこと(麻酔科医などの手術体制が整っていないと硬膜外麻酔は実施できない)などから37週と4日に手術をすることになりました。その結果、出産予定日からは17日も早く生まれたため、出産後に報告したところ、職場の上司もびっくり。
産前8週から産前休暇に入りましたが、産前休暇は出産予定日から計算され予定帝王切開日からではありません。なので、産前休暇後、準備期間は6週もありません。なので、帝王切開予定の方は、産前休暇に入った後は早めに準備を進められることをお勧めします。
次回は予定帝王切開前日の21時、まさかの14日間緊急休園メールが...
まさにコロナ禍。
Life is full of chances.