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「M!LK 吉田仁人のレコメン!」で出会った音楽の記録



この1年で私のApple Musicはカラフルになった。

ラジオ番組「M!LK 吉田仁人のレコメン!」を通して、初めての音楽に出会う機会がグッと増えたからである。

レコメンを通して好きになった音楽をまとめたい。本当は年末を考えていたけれど、訳あってこのタイミングで書く。毎度のことながら主観ゴリゴリの感想文ですが読んでもらえたら嬉しいです。オッ、なんかこの番組おもろそうやな?と感じていただけたら、今週の放送を聴いてみてね。文化放送で毎週木曜22時から、2時間の生放送です。

ちなみに今から紹介するアーティストを迎えるコーナーは23時からの30分間!聴きやすい!(勧誘) ↓ こちらのリンクから試聴できます。

あわよくば、このnoteを読まれた方が「M!LK 吉田仁人のレコメン!」と、紹介されてきた音楽を知るきっかけになればいいなと思っています。「好き」との出会いがたくさんあるラジオです。






1.ゲスト出演で知ったアーティスト

レコメンのゲスト出演により初めて知った、たくさんのアーティストと音楽たち。その中で今回は、うわ、好き。とダウンロードしてその後もずっと聴いている曲を書きます。

この他にも家入レオさんTani Yuukiさんもう中学生さん(!?)なども出演されています。豪華。

水槽『タクシー・ジャック』
703号室『非釈迦様』
THREE1989『瀬戸際ミーツガール』
吉澤嘉代子『氷菓子』
Dannie May『ぐーぐーぐー』
リアクション ザ ブッタ『ドラマのあとで』『一目惚れかき消して』
YONA YONA WEEKENDERS
 『誰もいないsea』『東京ミッドナイトクルージングクラブ』
XinU『とけてゆく』

下にプレイリストでまとめています☺︎


水槽さんは番組が始まった頃のゲストだった。ゲスト出演される前に番組内で流れた『タクシー・ジャック』のイントロに心を引っ掴まれて即ダウンロードしたら、その後ゲストで来られたという流れ。レコメン、このパターンが結構多いから嬉しい。リンクを貼る関係でSNSを探していたらご本人のnoteがあった。読んでみたら好きな温度の文章で惹き込まれ、たった今フォローした。どんな巡り合わせよ。


703号室『非釈迦様』もイントロの吸引力がすごかったなぁ。「月の明かりが孤独を抱き」からの言葉の並びと、滑り落ちるような音の展開が大好き。この曲はダークな疾走感のある印象だったけれど、ご本人のTwitterから他の曲も見てみたら曲調や雰囲気の幅が広くて印象が変わった。意思がはっきりとしたトークも面白くて、仁人くんと似ている気がするなと思った記憶がある。


THREE1989の『瀬戸際ミーツガール』は、この曲をきっかけに週のトークテーマが決定していた。め〜ちゃくちゃオシャレ。探して聴いてみた『UMBRELLA』も好きだった。清涼感のある大人の色気。「清涼感」と「色気」って一見ケンカしそうだけど、それを併せ持つ雰囲気がオシャレさに繋がるのかな。ゲストでいらしたボーカルのShoheiさんが、仁人くんが語る曲の感想でとても喜ばれていて、こちらまで嬉しくなる平和空間だった。


吉澤嘉代子さんは特に大きな出会いだった。ふわふわと輪郭を掴めないトークの雰囲気が愉快でお友達になりたいと思った。『氷菓子』『残ってる』『鬼』をずっと聴き続けている。『氷菓子』は映画・アイスクリームフィーバーの主題歌で、これをきっかけに映画も観た。美術館みたいな映画だった。モトーラ世理奈さんの虜。
あと、『残ってる』がすごい。「改札はよそよそしい顔で 朝帰りを責められた気がした」から始まる、仕舞い込んだ記憶を引っ張り出されるような曲。ひりつく感情が夏から秋へ移り変わる情景を粒まで描き出す。「かき氷いろのネイルが剥げていた」という詞があるのだけど、「かき氷いろ」ってさ、何色? ピンク、青、黄、緑、その人によって思い出される「かき氷いろ」がある。一人一人に違った形で刺さる仕掛けに鳥肌がたった。対して『鬼』はドストレートにかわいすぎてね。魅力が何層にも重なる奥深い人だなと思う。知れてよかった。


「3ボーカルバンド」なんて存在を初めて知ったDannie May。ゲスト出演の数ヶ月前に番組内で流れた『ぐーぐーぐー』はすぐにダウンロードした。タイムラインもざわついていた記憶がある。その後仁人くんはライブに行ったそうで、ゲスト回にはライブTシャツを着てきていた。三者三様の明るく弾むトークに、ファン丸出しの仁人くんの盛り上がりも相まってあっという間だった。仁人くんの推し曲『KAMIKAZE』は鳴っている音すべてが楽しい。『玄ノ歌』も好き。数曲しかまだ知らないけれど、全てどこか「和」のテイストがあるように感じる。絶対ライブ楽しいだろうなぁ。


リアクション ザ ブッタという特大インパクトなバンド名を覚えたのは、5月頃仁人くんが紹介した『ドラマのあとで』がきっかけだった。このド失恋曲おすすめしてくるアイドルってどうなのそういうところも好きです。しっかりハマっていて、最新EPも全部聴いている。特に番組で流れた『一目惚れかき消して』は、恋愛における想像しやすい場面ではあるけれど、これを曲にする視点が斬新で面白い。曲ごとに魅せる顔がまるで違いながらも、共通して心に残りやすいキャッチーなリズム感がある。このバンドの曲を聴いたあとには足跡が残っているイメージ。『あいかぎ』『はしゃぐ君をみていた』も好き。


YONA YONA WEEKENDERSからの出演はボーカルの磯野くん、さん。会社員との二足の草鞋でバンドをしている話に驚いた。新曲『あんしん』も素敵だったけれど、ゲスト出演前に夏曲として仁人くんが紹介した『誰もいないsea』と、3年前にM-ON! MUSICで紹介していた『東京ミッドナイトクルージングクラブ』が大好き。話と新曲を聴いて、魅力に奥行きが出た。「ツマミになるグッドミュージック」、最高。いいな〜、呑みながらライブ観たいな〜。


XinUさん。現時点での最新回のゲスト。木曜日までradikoのタイムフリーで聴けます。聴きましょう。私、この人、とても、好き。次回ゲスト予告でアー写を見たときからビビッと気になって、ざっと曲を聴いた。ビビッとの直感は当たりだった。話し声はレコメンで初めて聞いた。息を多く含んだ深みのある低い声。そっと優しく置くような、けれど芯のある言葉選び。無意識に吸い寄せられる雰囲気が本当に魅力的だった。憧れる。私はこういう雰囲気を纏う女性になりたい。(何の話?)




毎週様々なお話を聴いて、曲という意味だけでない「音楽」の枠組みがぐんぐん広がっていくのを感じる。ラジオを聴く習慣がなかったから、初見でアーティストの音楽ルーツや曲づくりのこだわりなどを知れるのはほとんど初めての経験で、トークを通して曲の聞こえ方、見え方が深まっていくのがとても楽しい。

私の好みに偏ったプレイリストですが、よければ一曲でも聴いてみてください。



2.番組内で流れた曲

次は、ゲストには出ていないけれど番組で流れて初めて知り、好きになった曲。1つを除いて曲単体でしか知りません。アーティストの生の声を聴けた上記の面々とは違い、この曲たちはタイミングによっては素通りしていたかもしれない。(実際丸ごと聞き逃した回も何度かあるし、エンディングテーマは次回予告のBGMになりがち。)だからこそ、この出会いはより運命的だなと思う。

PUNPEE『タイムマシーンにのって』
Lucky Kilimanjaro『またね』
EGOIST『当事者』
HYUKOH『LOVE YA!』
Yo-Sea『Moonlight』
ハク。『自由のショート』
UEBO『群像(feat.YAMORI)』
マコトコンドウ『急がば走れ』
TOMOO『Super Ball』
 *
レトロリロン『カウントダウン・ラグ』『ヘッドライナー』

下にプレイリストでまとめています☺︎


PUNPEE『タイムマシーンにのって』とLucky Kilimanjaro『またね』は、確か初回放送で流れた。やっぱり音楽って、記憶や情景を掘り起こす。この曲を聴くと、仁人くんの緊張が音と空間を超えてこちらにガンガン伝わってきた初回を思い出す。2曲ともこれまでの自分では辿り着くことがなかっただろうから嬉しい。(Lucky Kilimanjaroの熊木幸丸さんはゲストにもいらしていたけれど、その回を聞き逃したためこちらに入れました。)


EGOISTの『当事者』。好きだなー。たった数分で無限に物語を想像できる曲が大好き。創作でこそ好きと言える世界観を大切にしたい。ラスサビの銃声、聴いて。


番組で流れた時期はバラバラだけれどHYUKOH『LOVE YA!』、Yo-Sea『Moonlight』、ハク。『自由のショート』はどれもドライブに最適。ちょうど今日運転しながら『自由のショート』を聴いていたら、サビが伸びやかに響くタイミングで西陽が差してきてうっとりしてしまった。『LOVE YA!』は仁人くんのおすすめ曲。普段日本語の歌しか聴かないからありがたい。


クラップしたくなる軽快なリズムに惹かれたUEBOの『群像(feat.YAMORI)』は、君は人生の主人公だよ、自分を大切にしてね……そんなよく聞く言葉たちの、“真逆”を歌う。こんなふうに軽やかに生きていきたいね。しゃーなし♫ 全部♩背負い投げ♩


マコトコンドウ『急がば走れ』。下のプレイリストから試聴できるから再生してみて。おもろい。10秒で意味はわかる。好き。


TOMOOの『Super Ball』は、サビでパーティーの幕開けのように色が変わるところが好き。お名前は知っていたけど曲は初めて聴いた。声がめちゃくちゃ好み。ゲストに来てくれないかな。これも仁人くんのおすすめ曲なのだけど、推しのおすすめ「だから」好き、みたいになるの、もちろん知れるのは嬉しいけどほんの少し悔しい。私も自分で好きな音見つけたい。


そして最後に、レトロリロン。番組で流れたのはたしか春だったと思う。『カウントダウン・ラグ』のイントロに惹かれてダウンロードしたら、同じEP収録の『深夜6時』が心臓に突き刺さり、次から次に今の私を打ちのめす、同時に奮い立たせる言葉がスモーキーな歌声となって流れ込んできた。以前日記にも書いた。
リリース日から聴いていた8月の新曲『ヘッドライナー』が再び番組で流れたときには、すっかりファンの顔してオ!とか言っちゃった。来年のライブのチケットも取った。楽しみ。私はやっぱり、さっさと来ねえと置いてくぞ!ってずんずん前進していく人たちの曲が大好きだと再認識した。
レコメンを聴いていなければ、あのタイミングでポチッとしていなければ知らないままだったバンドをここまで好きになれたことが嬉しい。私の中で、レコメンを聴いていて一番の出会いです。ありがとう。






3.「知っているアーティスト」の嬉しさ

今回は「初めて知った音楽」をメインに書いたけれど、春野さんとtonunさんという、以前から好きなアーティストがゲスト出演した回は、それはもう幸せだった。ゲストではないけれど仁人くんの声でBALLISTIK BOYZって発されたときは エ゛!!!と深夜に絶叫を響かせてしまったし、新曲を追うまではしていなかったPenthouseに再会できたのも嬉しかった。(『恋標』が大好きです聴いてみて!流れた『アイデンティファイ』もよかった〜。)

特に春野はM!LKを知る前から好きで、自分の音楽の幅を広げてくれた人でもあった。だから仁人くんが既に曲を知っていたこと、感想を聴けること、仁人くんとの対話を通して春野さんの優しい一面を知れたこと、それを知った上でライブに行けたこと、ライブに行きました!ってメールを読んでもらえたこと、仁人くんも同じ空間にいたらしいこと、もう、もう、この夏起こった全てが信じられなくて、嬉しかった。「好き」が繋がる文化放送……………。

仁人くんはゲストを迎えるにあたって、聴いてどんな気持ちになったか、どんなところが好きか、毎回曲の感想を伝えている。知らないアーティストを仁人くんの目線から紹介してもらえるのも、自分が好きな音楽を彼がどう味わい表現するのか聴けるのもものすごく貴重。音の感想を言葉にする、人が編み出した歌詞を自分の言葉で表現するのって、本当に難しいと思う。「なんかめっちゃよかった〜」って言う訳にもいかないし。だから生放送で、しかも本人の目の前でまっすぐ感想を伝える姿勢に毎回感動している。下準備に使うラジオノートはタブレットじゃなくて手書きってところも好き。仁人くんの言葉に対する誠意が好きと以前書いたのだけど、それをほぼ毎週噛み締められるようになるなんて。ありがて〜。

今後来てほしいゲストもたくさんいるなぁ。とりあえず阿部真央さんがゲスト出演される僅かな可能性を夢見て元気に生きていきたいと思います。



4.最後におすすめとお願い!

1〜3で挙げた全曲をまとめています。全34曲。

3に挙げたアーティスト以外は全て、レコメンを通して初めて知ったもの。取りこぼしもあるだろうし、全曲聴くようになったアーティスト等も含めれば、レコメンを仁人くんが担当していなければきっと出会わないままだった音楽は、番組開始から8ヶ月弱でおそらく50曲を超える

仁人くんが、ずっと好きだと言っていたラジオの、パーソナリティーになった。それだけでめちゃくちゃ嬉しかった。加えてラジオを聴く楽しさを教えてもらえて、元々好きな音楽の世界がさらに広がっている。うわ、幸せだな。毎週大変だと思うけれど、ありがとう。好きを仕事に繋げる姿がかっこいい。




ここまで読んでくださったあなたへ、ありがとうございます泣。いつも以上に書いている途中で、コレ、誰が読むんや・・・? になってしまったから、この文字を追ってくれている人がいるなら本当に嬉しい。とにかく、「M!LK 吉田仁人のレコメン!」を通して、こんなにも音楽の世界と「好き」の幅が広がって、日常を彩られている人間がおるんやな、というのが伝われば幸いです。


+++


最後に!

年末に書こうと思っていたものを今書いたのは、番組内で公式Xのフォロワー年内1万人を目指したい!という話が出たからでした。

仁人くんは話の中で「絶対に忘れちゃいけないのは、ちゃんとラジオを聴いて、いいなと思った人にXもフォローしてもらいたい」と言っていた。その言葉が、うっかり泣きそうになるくらい嬉しくて、Ah〜〜〜好きだ〜〜〜達成してほしい、と本気で思った。

なんかフォロワーが騒いでるからフォローしたろ、じゃなくて(もちろんそれだってありがたいけれど)、一人でいいから「どのようなラジオなのか少し把握した上で、本心で興味を持ってくれた人」を増やせればいいなと、そんな経緯でただいま6000字書いております。楽しいです。


少しでも興味が湧いたら番組を聴いてみてほしいです。そんで、ええやん♩と思ったら、ぜひ公式Xをフォローしていただきたいです。普段私は自分のnoteへのスキもシェアもどんどんしてほしい欲張りですが、今回ばかりは、このnoteへスキを押してくれるのであればその代わりに番組公式Xを覗いてほしい。もしよかったらどっちもして(正直者)

まだ今週のゲストは発表されていないから、フォローして情報を待っていただけると泣いて喜びます。比喩でなく本当に泣きそうだな。12月15日のお誕生日までに、1万人達成して喜ぶ顔を見たいんです。ラジオだけど。


ここまで紹介した、23時からの30分間アーティストを迎えるコーナーは、推しの贔屓目なしに(説得力ないけど)新しい音楽を求めている人、知らない音楽を探すことが好きな人に向いていると思います。上に散々書きましたがゲストの年代も音楽ジャンルも様々です。
平日夜に2時間は大変であれば23時から、寝る前の30分、新しい音楽と出会ってみませんか?

以上! 好きな音楽振り返られて楽しかった。
本当に読んでくれてありがとう!



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