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気候不安症になった話
最近、あ、死ぬかも、と思ったのは、暑い日。
車を運転していて、クーラーもつけているけど、それ以上に日差しが強く、2分ほど信号待ちをしていた。
これ、外に出たら車にひかれるし、そもそも運転してるから車から降りたら怒られるよね、え、どうしよう、暑い、息苦しい、動けない。
やばい。
語彙力がなくて、なんでも最終的には「やばい」になってしまう私。
「やばい」しか出てこないんかい、と自分につっこみをいれつつ、ちょっと過呼吸になりながら、なんとか目的地まで運転した。
そのあとずっと食欲がもどらず、食べ物の匂いだけで吐き気をもよおし、昔患った不安症が再発、日にあたるのが怖くなった。
こんなに暑いのか、ここでも。
そう、場所は日本でも避暑地になるようなエリア。
そうそう35度以上にはならない場所で、ここ最近の異常気象でもその日は33度くらいだった。
暑い。
とにかく、暑い。
あれ、このままずっと暑いのか?
むしろ、もっと暑くなるのか?
私は、地球温暖化や異常気象、気候変動について、いろいろ知り過ぎた。
今よりももっと暑くなること
海水温が上昇し続けていること
CO2排出量が増えていること
局所的な大雨や干ばつが世界中で起きていること
北極の氷が解けていること
海面が上昇していること
潮の流れがゆっくりになってきていること
台風が巨大化していること
世界中で気候変動への対策が進まないこと・・・・
全然希望がない。
私の頭の中には希望がない。
このような状態を気候不安(エコ不安)というらしい。
同じように気候不安を抱えて希望がみつけられない人のために。
でも、この不安な気持ちはエネルギーだから。
このエネルギーは確かに私の中にある。
不安な気持ちを持つあなたにもある。
エネルギーがあるなら、なにかができる。
そう信じて、希望が見つかるまで、言葉を紡いでみようと思う。