「ウチの会社って効率悪いよね」って思ってる人向けの話(その2)
前回に引き続き
OSSによるサボタージュマニュアルより
他の項目を紹介していく。
「長話サボタージュ」
これについてはそのままの内容であり、
誰しもすぐに頷いてくれる項目ではないだろうか?
会議には関係ない逸話や個人的な話。
あまりにも論点がズレた話や考えなどを
周りのことを見ずに長々と話す形のことを指す。
OSSの場合、
こうした長々とした演説、主張をする人を肯定し
どうでもいい話に同調することで更に話を広げ
大切な決定事項が決まらないよう先延ばしにさせたり
更には同席者の意欲を削ぐような行動を
意図的に行っていたようだ。
また大事な議論をしている際に
「わざと割り込んで話す」なども
OSSの手法であったとされている。
会議や打ち合わせの際に
こうした人間がいる場合は是非とも注意したい。
また「ジャーゴン」という用語もあり
これは「誰も知らない専門用語」のことを指す。
なにかと自身の知識を見せびらかしたいのか
やたらと横文字が好きな話者はいないだろうか?
結局のところ大切なことは
難しい用語を使う事ではなく
「相手に伝わる言葉」を使う事が
何より大事である。
もし、伝わる可能性が低い横文字を使うのであれば
しっかりとその用語自体を説明するなり
あるいは「例え」を使って説明を加えることで
参加者の説得力や信用を得ることが
出来るようになるとされている。
とはいえ、全く横文字を使わないというのも
それもそれで知識不足を疑われる可能性もあるので
「横文字を使いつつ、類義語や簡単言い方も併用する」
ような形が最もスマートであると考える。
そして会議や打ち合わせにおいては
こうした長話サボタージュに
振り回されないようにするためにも
以下について事前に定めておきたい。
・タイムキーパーを設ける(長くとも何時で強制終了にするか)
・ノーススター(何が決まれば会議終了なのか?)
・コメンテーター(どんな意見がほしいのか?)
→単なる雑談会にならないようにする