(2023年度)岡山大学 理学部数学科 3年次編入学試験



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概要

お待たせしました。編入試験の解答です。
岡山大学の編入試験の試験時間は、2時間半。
パルプ・フィクションが154分と考えるとだいたい同じくらいですね。試験を受けて数学を必死に解いている間に、ユマ・サーマンがヘロインをキメて死にかけた思ったら注射針ぶっ刺されて生き返るというドタバタを繰り広げているわけです。
そのくらいには長い試験なわけですが、受験者の皆様にはぜひこの試練を乗り越えて頂きたい。
さて、問題を解いた感想ですが、大問1、大問2は線形代数の典型的な問題ですね。大問1の(3)がわからなかった方は、対角化可能の同値命題について確認しましょう。大問2はあんまりいうことないなぁ。強いて言えば私の字が汚いということくらいでしょう。
大問3は、必ず完答したい問題です。ウォリス積分については解答中で説明しておりませんが、必ず覚えておきましょう。便利です。
大問4はリプシッツ連続に関する出題ですが、非常に数学科の編入試験らしい問題と思います。一様連続よりも真に強い連続性に関する概念ですが、それが(4)で示されます。今試験で一番難しかったのは、個人的には(4)の√xの一様連続性でした。原点に近いほど増加率が大きいことに着目しましょう。
手間暇かけておりますのでご支援いただけたなら
めちゃ嬉しいです。
手書きなので、見にくいのは御愛嬌。

問題内容

大問は全部で5つあります。
問題は岡山大学が出しているPDFファイルを添付しておきます。


解答


最後に

大学編入学試験の解答で欲しい年度があれば、コメント等でリクエストください。
ここまでご覧になった方、ありがとうございました。

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