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女性の体とお薬のこと
女性の体は2つのホルモンの影響を受けながら、毎月一定のリズムで排卵と月経を繰り返しています。
女性ホルモンには、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。
月経→排卵→月経
月経→排卵:ここで卵胞ホルモンが増えます。これを卵胞期と言います。卵胞ホルモンは卵子の発育と子宮内膜を増殖させる働きがあります。
排卵→月経:ここで黄体ホルモンが増えます。これを黄体期と言います。黄体ホルモンには子宮や身体を妊娠に適した状態に維持する働きがあります。
月経が始まってから次の月経の前日までを数え、通常は28日前後で卵胞期、排卵、黄体期、月経の4つの時期をひと回りします。これを月経周期と言います。
「月経」女性の体は、妊娠が成立しなかった場合、子宮の中で厚くなった内膜がはがれ落ち、子宮を収縮させることで外に排出することです。
子宮内膜が子宮壁からはがれる時に、痛み物質が分泌されます。これが月経痛(生理痛)の要因の1つで、これは子宮を収縮させる働きがあり、はがれた内膜量が増えると収縮も強まるため、痛みも強くなります。
月経時に子宮内膜がきれいに剥がれきれずに子宮内に蓄積して内膜が厚くなったり、冷えなどが原因で子宮の出口が狭くて硬くなったりすると、押し出そうとする力がより強く働くため、月経痛も強くなります。
月経痛が起こるのは月経前から月経が始まって1~2日。月経の前に眠気や倦怠感などの症状を感じる人もいます。
「卵胞期」エストロゲンが大量に分泌され、心も体も活発化。好調な時期です。
「排卵」卵巣で育った成熟卵胞の卵胞壁が破れ、卵子が飛び出すことです。排卵日の前後で排卵痛や腹痛を感じる人もいます。
「黄体期」水分を蓄えるため、身体がむくみ、腸管壁もむくんで動きが悪くなるため便秘になりやすくなります。ちなみに生理前の体重増加はいわゆる水太りです。むくみや肌荒れ、イライラなどといった心身の不調を感じやすくなります。
このように女性の体は女性ホルモンによって体調が変化します。この体調の変化のバランスを取ってくれるのが、ピルです。
ピルは35歳以上の喫煙者は禁忌です。
私は性行為を知るまでは生理痛もなく、量も多くはなかったです。
気づいたら、23日周期で、月経時2-3日目は夜用の一番大きいナプキンが一時間もたないくらいの量で、生理痛もひどく、貧血もひどい状態になってました。
その時点で私は35歳以上で、喫煙はしませんが、ピルを服用するリスクは高く、ピルを飲めない体でした。しょうがないなって諦めてたら、最近26日周期になりました。生理痛が明らかに軽くなりました。量や貧血は変わらないですけどね。これは施術のおかげなのかな。純粋に膣や子宮の状態を改善するのに必要なことはオススメです。
追記:ピルを万一前日の飲み忘れに気付いた場合、直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用する。2日以上服薬を忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用し、その後は当初の服薬スケジュールとおり服用を継続すること。
(低用量ピル添付文書より)