人生賭けてた夢の話
私にはコロナとともに消え去った大きな夢があります。
その夢は私がダンスをする目的でもあり、人生の軸でもあったので、”諦める”という決断はすごく辛いことでした。
その夢を叶える為に、
大学中退。
一人暮らし。
欲しいものを我慢。
超貧乏&節約の日々。
夢が軸となって私の人生は動いていました。
でも叶わない。
自分が望んだ景色を見れないこと、
なりたかった姿になれないこと、
一生根に持ちます、確実に。
夢が叶わないと分かった瞬間、生き方が分からなくなりました。
どこを目指して生きていけばいいのか。
どうやって生きていけばいいか。
端的に言えば、
生きる目的を失いました。
人生で1番落ち込んで、夜1人で泣きじゃくっていました。
お酒も普段飲まないのに沢山飲みました。
だから、骨折して踊れなくなってちょっとほっとした自分がいました。
頑張らなくていいから。
何でもいいからオーディション受けなくちゃ!とか
経歴作らなくちゃ!とか
焦らなくていいから。
ただのダンスが”趣味”なフリーターなのだろうか、
なんて悩まなくていいから。
メンタルが落ちれば落ちるほどダンスもうまく踊れなくなってきて、頭で考えすぎて、ちっともダンスが楽しくありませんでした。
そして今、そもそもなぜその夢を追いかけていたのかを自分に問いかけてみました。
その答えは、
人の気持ちを動かしたい
一択でした。
だとしたら手段が変わってもいい。
ダンサーとして無理なら、
私の生き方そのものを通して人の気持ちを動かしていく。
この絶望を壮大なフリとして、
人の心を動かし続ける壮大な人になります。絶対。
【最後に】
書いていてすごく辛いです。
やっぱり書かなきゃよかった…と思ってます。
世の中に夢破れた話があまりない理由がよく分かりました。
すごく惨めなんです。
「それはお前の努力不足だ!」
「やっぱり無理だったんだよ」
自分の奥の方から声が聞こえてきます。
辛いけど、この生々しさを伝えたいので書きました。
これは私の人生というストーリーが、誰かの心を動かすためのピンチシーンです。
のび太がジャイアンにボコボコにされているシーンです。
ということは、ドラえもんという救世主が現れてジャイアンに立ち向かうことができます。
きっとそういうシーンが来るはずなんです。
だからもうちょっとの辛抱。
今できることをやるだけです。
ここから見ててください。