「同世代デザイナーのなかで、"これだけは負けない"ことは何ですか?」
こんにちは!デザイナー歴1年、25歳のハルサメです。
現在転職活動をしているのですが、その中ではっとさせられた質問があったので思考整理したものをまとめてみようと思います✏️
転職活動を進めていると、面接で聞かれることって大抵わかってきますよね。例えば、
私が面接官でも気になることですし、これらの回答には何度も何度も答えてきました。
そんな中、先日こんな質問を受けました。
聞かれてはっとしたんです。
いつも「デザイナーとしての強みはなんですか?」と聞かれた時には2つ答えていました。
デザインから実装まで携わってきたため、工数や実装を考えてデザインを組むことができます
ビジネス職の経験があるため、ユーザーのことを考えるだけではなく事業全体の視点をもって他職種と連携して取り組めます
「でも、これって"同世代デザイナーの中で、これだけは負けない"ことではないな。」
その時気付いたんです。
正直私はデザイナー歴がちょうど1年ほどで、新卒からずっとデザイナーの方々は既に3年の経験があります。
なので「追いつきたい!」と思う一方で彼/彼女らにこれは負けないといったことは考えていませんでした。
結局面接の場ではその場凌ぎでいくつか答えたのですが、自分のなかでしっくりした答えは出せませんでした。
そんな私に対して、質問してくださった面接官の方がこうおっしゃってくださったんです。
確かにそうですよね。企業はわざわざ経験が浅いデザイナーが欲しいわけないですよね。経験が浅いけど、今後の成長を見込んで先行投資で採用を考えてくれてるんですよね。
株と一緒でまだ株価高くないけど今後上がりそうなところを、これまでの実績と今後の展望をみてかけてみる。(株、買ったことないんですが。笑)
面接が終わったその後と、次の日果たして私が同世代デザイナーに負けないことって何だろうとぐるぐると考えていました🌀
これまでやってきたこと。
成果をあげたと思うこと。
褒められたこと。
そうしているうちに、これなら!ということが浮かんできました。
デザイナーになって1年間、思えばたくさん試行錯誤してきました。
•デザインタスクがない!ところから、デザイナー発の施策をあれこれ提案して進めたこと
•Figmaを導入して仕組みづくりをしたこと
•スタイルガイド一から作成して効率化と一貫性の向上に取り組んでること
•エンジニアリソースが足りず施策が進められないなか、施策を分解してリリースできるサイズにして施策を進めてること
あれやこれや試して、失敗しては別の方法を試してやってきたことは自分に対して誇ってもいいんじゃないかと思えてきました。
実際はまだやり切れてないことや、まだまだ改善できそうなこともたくさんあります。
でもこうして、足りないものを補うために考えて実行にうつすのを続けていくことはどの現場に行っても活かしていけると思うし、もっと強いデザイナーになる上でこれからも自分の武器にしていきたいと思いました。
noteにまとめているのも、今後の自分に対してこのエネルギーを忘れずにいてほしいという自戒もこめています。
そして、こうしてこれだけは負けないと思えることを見つけて気づいたことがあります。
プロとしての自覚と、自分に期待を込めて給与と環境を与えてくれる企業への責任です。
ジュニアだからこれくらいでいいよ、なーんて思われてるわけじゃないので、できないことは出来ることでカバーして、できる人のお力を借りて責任を果たしたいと思います。
あと、私はデザインが本当に大好きです。
そうやって思えるものに出会えたことって奇跡だし、これからも大事にしたいと思います。
ながながと自分語りをつらつら書き連ねてしまいましたが、読んでくださったみなさまありがとうございます🙇🏻♀️
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