映画『レンタネコ』
2011年製作/110分
監督・脚本:荻上直子/出演:市川実日子
「寂しい人にネコ貸します」
ネコ好きで、荻上直子さんの描く人物や暮らしが好きな私には、お気に入り。昨年末に観た『彼らが本気で編むときは、』の方がさらに好きだけど、これはこれで、ネコがたくさん出てくるし、主人公の住んでいるおうちの雰囲気も好み。
主人公が、実は、一番ネコに心の穴ぼこ埋めてもらっていて、その恩を他のさみしい人にも送っている感じです。
口が悪いんだけど、さりげなく、気にかけてくれている隣人の存在も、なんだかいいなと思う。近隣にこんな関係、うらやましいです。
現実的に、ネコの立場としては、貸し出されて、飼い主さんや環境が変わるのって、どんな気持ちなんだろう?どこにいっても愛されれば、大丈夫なのかな?そのあたりは、今の私にはわからないです。
映画を観た後、自分のおうちの猫をゆっくりなでなでしたくなりました。
(なでなでしました。)
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