そのヒトコトに込められた思い〜聴き逃さないようにするためには〜

「ここには空がないんだよね...」

数年前、県外出身の女性の支援をしていました。ご高齢になって、おひとりになり、市内のご家族のお宅で暮らしています。

私たちの住む町は、住宅が密集して建っています。もちろん空はあるのだけど、確かに狭い。その方は、山間にある農家で生まれ育ち、広い空に囲まれ暮らしていました

「ここには空がないんだよね...」このヒトコトには、空の広さことだけでは言い尽くせない

「たくさんの思いが込められている」

と、感じます
 

「ここは空がないんだよね...」そんな言葉が出た時

「どんな空?」「もう少し教えて」
「どうしてそう思うの?」などなど

そうやって、もっと思いを引き出せることができたら良かったな...と思います
 

ここぞっていうタイミングを逃さず
ぐぃっと思いを引き出す
 

五感、時には六感をフル回転させて
よく見て、聴いて、感じたいです

そのために、自分の心身の声も
よく見て、聴いて、感じる時間も
大切にできるといいのかな


自分の声をよく聴くことが
相手の声をよく聴くことにつながる

そう感じます^ ^

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