姉妹の旅 - 後編
少し間が空いてしまったけれど、前回の続き。
マルタ
妹が社会人になって3年目。一念発起して、退職しマルタに語学留学へ。
その時私はドイツに住んでいたので、マルタに遊びに行った。
妹は片付けが得意な方ではない。
妹の家(ドミトリー)に行ったが、もっとレベルが高い片付け苦手軍団と住んでいたので、妹のテリトリーが心なしか綺麗に見えた(笑)
マルタでは大トロが格安で食べられるので、魚を買って、ドミトリーでルームメートたちと手巻き寿司パーティーを楽しんだ。
オーストリア・バートカスタイン
私たちがヨーロッパにいた頃(私:ドイツ、妹:マルタ)、父がスキーをしにオーストリアのバートガスタインという村に来るというので、会いに行った。
ミュンヘンで集合。そこから電車で2時間くらいだったか。2月のミュンヘンは激寒。
そんな中私たち姉妹は街のオブジェで遊んだ。
さて、バートガシュタイン。
父は引退組の爺さんメンバーと共に来た。
彼らはスマホも電話も持っておらず、どうやって落ち合うのか、ドキドキしたけれど、小さな村の中で日本人の爺さん集団発見。
泊まるホテルの場所がわからず、オロオロしてた(笑)
結局、ドイツ語が喋れた私が宿を探し当てて、無事にチェックイン。
爺さんメンバー、着いたら早速ビールをプハァと飲む。
聞けばこの集団、こんな遠くまで来て、ほぼ飲んでて、滑るのは一日2時間ほど。
宴会は22時くらいまで続き、朝は5時起き(また酒飲んでる)。
朝うどんが振舞われた。
寒い季節にうどんっていいね。ってここ日本か⁈
私と妹はスキー道具はないので、爺さん軍団がスキーしている間、温泉プールで遊んだ(バートというのは温泉という意味)。
ドイツ・ローテンブルク
妹がマルタ留学を終えて、ドイツ経由で帰るというので、一緒にドイツらしい街に出かけた。
ちょうどイースターの頃で本当に可愛らしい飾り付けの街が目の前に広がり、絵本の中ようだった。
日本・石川県金沢
時が前後してしまうが、北陸新幹線が開通する前、飛行機で金沢へ。
朝から晩まで飲んで食べて。
金沢は女子ウケする物が多いので、雑貨屋さんに立ち寄ったり、練り切り作り体験したり、キャーキャー言いながら楽しかった。
やっぱり食は日本がピカイチ。
フランス・パリ&モン・サン・ミシェル
私がドイツにいた頃、妹が仕事でパリに来た。
転職したばかりで、仕事なのに、上司に掛け合って、少し休みをつけて、前入り(すごい人だ)。
パリで集合、モン・サン・ミシェルへの旅。
大体パリから日帰りの人たちが多いようだが、モン・サン・ミシェルに泊まって、夕日と朝日を楽しんだ。
そして自転車を借りて、ブルターニュの豊かな自然を楽しんだ旅をした。
モンサンミッシェル以外、本当に何もなくて、それが逆に良い。地元のスーパーでパンと総菜を買って、草むらで腰を下ろしてピクニックランチした。
ドイツ・ベルリン
これも私がドイツにいた頃。
またもや妹は仕事でドイツに来て(いつもの如く前入り)、ベルリンを一緒に観光。
東ドイツ博物館に行ったり、骨董市を巡って東ドイツグッズを漁ったり、ワーキャー言いながら、買い物を楽しんだ。
夜は妹の上司合流し、ビールを飲み交わした。謎の接待。
※会社の事業は全く関係性ない。
ここで初めて妹の恋愛トークを聞いた(こういう話はタブーだと思っていた)。よくよく考えたらここで話してくれた人と結婚したんだよな。
Next destination
次は妹の家族と埼玉県の秩父に行くことを計画中。
今までは2人だったけど、今度は家族ぐるみで。
子供たちもいるし、旦那方もいるし、どうなるんだろう。楽しみ。
旅行って、相手に気を使うこともあるし、24時間以上寝食共にするので、諍いもなくは無いが、それも含めて、楽しい思い出。
妹とは人生長く、いろいろなところを旅したい。
親友みたいな妹を持てて私は幸せ。