ななせさんの既存の楽曲の話
前回の記事ではななせさんの1st album「maniac love」の収録曲を中心に、記事を構成させていただきました。
そうしたところ、その他の曲についても記述してほしいとのリクエストがあり、また、私の最も好きな曲についての記述がなかったこともあり、今回の記事ではアルバム「maniac love」に収録されていない名曲たちについて引き続き書いていきたいと思います。
「hello,」
初出:1st mini album「hello,」
前回の記事の冒頭でご紹介させていただいた「hello,」は、これまでのななせさんの代表曲と言える一曲です。
2019年8月の17 Night Liveに出演された際、一曲だけという制限の中で披露された曲もこの「hello,」で、「やっぱりななせさんの曲といえば『hello,』だよね」と強く印象付けられました。
生まれたら生きなきゃいけない、ちょっと疲れてきたころの真っ暗闇、なんにも見えないというより見たくないの、いろんなひとの声が聞こえてしまって耳を塞いでいるんだ〜
だけどね、ふと自分のいままでを思い返すの。
いままでやってきたことは変えられないし、これからを作るのはいつでもいままででしょう?
過去がくすりにも星にもなってくれます。大丈夫。
耳を塞いでた手をおろして目を開けると、必ずね、冬が春に、夜が朝になってゆくの
そんなイメージで聴いてほしいなあ
(2019年8月11日のInstagramから)
辛い時でもななせさんの声が背中を押してくれる、優しい一曲です。また、エンディングに向けての盛り上がりが心地良い印象を残してくれます。
「us」
初出:2nd デモ音源「us」
私が初めて聴いたななせさんのオリジナル曲がこの「us」で、この一曲で心を奪われました、大好きな一曲です。
ななせさんはハスキーな歌声からハイトーンボイスまで、曲によって自在に歌声の響きが変わりますが、ハイトーンボイスの魅力を味わうならこの「us」が一番だと思っています。弾き語りのギターの音色とななせさんの声が美しく調和する、多くの方に聴いてほしい一曲です。
「フルーツバスケット」
初出:2nd デモ音源「us」
リズミカルなイントロが特徴的な一曲で、「聴くと元気の出る曲!」というイメージがあります。ところが、じっくり聴いてみると歌詞がなかなかに奥深く、「自分らしく、笑って生きていこうよ!」と曲と歌詞の両方から元気を与えてくれる一曲に仕上がっています。
「高架下」
初出:2nd デモ音源「us」
こちらは静かにじっくり聴かせる一曲です。
子どもの頃に夢見たよりも大人になって見る現実は思い通りにいかないことばかり。それでも前を向いて歩いて行こうよ。
日々の生活に疲れた時こそ、ななせさんの歌声に癒される魅力的な一曲です。
「向かいあわせ」
初出:2nd single「朝を待つひとたち」
ななせさんには珍しいラブソング。静かな歌い出しからしっとりと歌の世界に浸っていける一曲です。サビのハイトーンボイスが美しく、目を閉じてじっくりと聴いていたい。
その他にも
ライブでは様々な楽曲を披露されているななせさんですが、私がなかなかライブに足を運ぶことができず、どうしてもリリースされた音源からのご紹介になってしまいます。
3月中は東京都内を中心に、4月以降はアルバムリリースを記念して全国をツアーされる予定のななせさん。
ぜひライブ会場に足を運び、ななせさんの楽曲の魅力に浸っていただきたいと思います。