1番辛かったのは、プレイではない。
風俗嬢の食事を題材にした男性向けの漫画が悪い意味で話題ですが、その中でも差し入れについて
書いていこうと思います。
その漫画の中で主人公の女の子がお客様からマカロンの差し入れをいただき、待機中に食べる。
というエピソードがあります。
当然、私も差し入れでお菓子をいただいたことはあります。
(お菓子だけでなくエナジードリンクやお酒、ときにはギフトカードやチップとして現金をいただくことも。)
このいただいた飲食物を食べていたかどうかですが、私の場合は
「異物混入がされている可能性の低い包装か」
を確認し、有難く頂くか捨てるか判断していました。
なぜこの判断が必要かと言うと、
風俗で遊ぶ方の中には、この差し入れに体液や陰毛等を入れて食べさせようとする常識の通じない方も少なくないからです。
体液や陰毛ならマシな方で、薬品(睡眠薬等)や女の子のアレルゲンを入れる方もいます。
きちんと判断しなければ、命の危険すらあります。
有難く頂いていたのは常温保存できる菓子折り。
異物混入するには開封が必要ですし、注射器で注入するのも難しいからです。
逆に言えば、ケーキやシュークリーム等の生菓子は、ケーキ屋さんのものやコンビニスイーツ問わず異物混入が容易なので処分せざるを得ません。
箱のシールさえ気をつければ、注視しない限り開封済みか否か分かりづらいですし、
コンビニスイーツは包装がシンプルなので注射器で毒物の注入が容易です。
話題の漫画内では主人公はマカロンを食べていましたが、マカロンは包装がケーキと同じく簡単なので異物混入の可能性があり、食べることはありません。
実際いただいたことはありますが、食べることはありませんでした。
では食べないと判断した差し入れはどうなるのか。
選択肢はありません。ゴミ箱行きです。
ただ、その差し入れを作った方には何も罪はありませんし、食べ物を粗末にすることには変わりないので、非常に心が痛みます。
正直なところ、接客中に尊厳を傷つけられる(無自覚な暴言や暴力等)よりも、差し入れをゴミ箱に捨てるときが辛かったです。
ですが、いくら死にたがりでも差し入れを食べて死ぬのは身バレの危険もあり嫌なので、捨てざるを得ないのが現実です。
ちなみに、これは初対面のお客様に限ったことではなく、何度も指名してくれている本指名様でも異物混入してくることはあります。
なので油断ができないのです。
ちなみに、ぬいぐるみも盗聴器を仕掛ける方がいるので処分一択です。
風俗でお遊びする際は、清潔な体と謙虚な気持ちだけ持ってきてください。