
介護美容を仕事にした経緯~現在に至るまで
高齢者向け美容サービスを展開している箱石と申します。
(2024年1月追記)
InstagramやTikTok等のSNSから私の仕事(介護美容)を知っていただく機会が増え
・どうやってこの仕事にたどりついたのか?
・どのように仕事をしているのか?
・何か必須の資格はあるのか
等、仕事についての質問を沢山いただくようになりました。
(質問については、InstagramのDMでフォロワーさんにだけお答えしております。)
今まで経緯や仕事についてまとめたものが無かったので、今回こちらに記載していこうと思います。
※質問については、Instagramの投稿で答えたものもありますので、そちらも参考にしてください。
https://www.instagram.com/reel/ChespbYgi1E/?utm_source=ig_web_copy_link
■なぜ介護美容の仕事を始めたのか?(経緯)
私が「介護美容」を職にしようと思ったきっかけは、二つあり、
まず一つは「祖父母のことが大好きで、祖父母への思い」からでした。
詳細を記載する前に私の経歴を…
平成1年4月生まれ、静岡県浜松市出身、大学から上京。
一橋大学大学院経営学修士でMBA取得後、NTTデータのグループ会社で人事総務や経営企画部に所属する、ごく普通の会社員をしていました。
しかし、会社員として勤務する一方、自身の祖父母の認知症悪化と身体の衰えに向き合い、何かできることはないかと模索。
ちなみに当時祖父89歳、祖母90歳、二人とも要介護2。
母一人で介護をしていたため、数か月介護休職も取らせていただきました。(その後復職)
そんな中、ふと目にとまったのが介護美容研究所の【介護美容】というワード。
祖父母に対しての思いももちろん、それに加えて美容が大好きだった私は、これが天職だと確信し、介護美容を職にしたいと明確に思うようになりました。
その後祖父母は在宅介護から施設入居へ環境が変化。
私と母も生活や気持ちに少し余裕ができ、私は着々と介護美容を職にするため準備を進めました。
これがきっかけの一つ目。
きっかけの二つ目は、介護美容でビジネスをしていきたい!とピンときたから。
これは勘としか言えませんが、介護美容に出会ったときにこれで私はビジネスができそうと思ったのです。
そもそも、ずっと会社員を続けるつもりはあまりありませんでした。(詳細略)
それよりもぼんやりと、「いつか自分でビジネスを始められたらな。いや、きっとそのうち始めるだろうな」と思っていました。
なので、介護美容に出会ったとき、祖父母への思いもありこれでビジネスを確立したいと強く思いました。
ここまでが介護美容を始めるに至った経緯です。
■どうやって仕事を始めたか
まず私は、原宿にある介護美容研究所に1年通いました。
高齢者専門の美容の学校です。
https://academybc.jp/
※学校の詳細は、資料請求や問い合わせをして学校へお尋ねください。
3か月、半年、1年コースがありますが、全ての美容施術や知識を学びたかったので、1年コースを選び、週1回通う生活を1年続けました。
週1回の通学なのでもちろん仕事を続けながら通うことが可能。
2020年4月~介護美容研究所 通学開始
2020年6月 前職(会社員)退職
2020年8月~ 都内デイサービスにて介護士として勤務
並行して介護美容の仕事や営業活動
2022年6月 介護士退職、介護美容一本で生計を立てられるように
私は、介護の仕事は全く経験がなかったため、前職を退職後、介護美容研究所に通いながら介護士として経験を積みました。
ただ介護士として働いただけでなく、介護美容の実績作りの場としても活用させてもらいました。
詳細は以下のnoteに詳しく記載しております。
https://note.com/haru_kaigobiyou/n/ndd43baa1b858
また、介護美容の仕事をする上での技術習得ついては、介護美容研究所に必ず通わなければならないということありません。この点についても上記のnoteにて、「仕事の始め方」として詳しく記載しておりますので、よかったら読んでみてください。
■必須の資格はあるのか
「これがないと介護美容の仕事ができない」といった資格はありません。
私は介護美容研究所を卒業しケアビューティストの資格を取得、また、介護職員初任者研修修了も修了しております。
ただ、メイクの仕事をするのであれば美容師法について知っておくベき必要はあります。
以下noteに詳しく記載しておりますので、美容師法知らないけど介護美容の仕事始めているとか、これから介護美容の仕事始めたいけど美容師法について分からないという方はぜひ読んでみてください。
https://note.com/haru_kaigobiyou/n/n469cbe1d8227
■どうやって仕事獲得しているのか?
介護美容はまだまだニッチな世界。介護美容をメインの仕事として誰かに雇ってもらえることは現時点で0かと。
したがって、基本的に自分で仕事先を探す必要があります。
ただ、介護美容研究所では卒業後も紹介制度があるので、そこで紹介してもらって仕事につなげるという道もあります。
私は学校の紹介制度も利用しながら仕事を少しずつ始め、地道に営業活動をしたり、知人からの紹介もあったりで自分で施設開拓をしてきました。
数年前は丁度コロナ禍ということもあり、施設開拓は中々難しいものでした。その経験なも既出のnoteに詳しく記載しています。
https://note.com/haru_kaigobiyou/n/ndd43baa1b858#8CQtG
■開業から数年経った今
2020年4月から介護研究所に通い、2021年4月に卒業。同年に開業しました。
介護美容研究所に通いながら続けていた介護士の仕事は、2年近く続けた2022年6月に後ろ髪ひかれつつも退職。
その後介護美容の仕事1本で生活できるだけの収入になり、目標としていた会社員の収入を超えるほど施設訪問数、予約数も増えました。
今は介護美容の仕事から派生して別事業にも着手しています(もちろん介護美容の仕事も続けています!)
前述のnoteに記載していますが、開業からわずか4か月で介護美容の仕事だけで月収10万円を達成。
今後はチームを組んで仕事ができるようになっていきたいし、
より介護美容の魅力を伝えられるように本の出版やコラムなどが書けたらなと小さい目標も大きい目標も沢山立てています。
以上が、私が介護美容の仕事を始めるに至った経緯~現在です。
より深く知りたいと思った方は、お気軽にInstagramのDMにてご質問頂ければ幸いです。
(お金を払って購入頂いた方への配慮から、有料noteに記載している内容はお答えできません。その際は有料noteをご案内することがあります)
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
■Instagram
@kaigobiyou_haru
https://www.instagram.com/kaigobiyou_haru/