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【バリスタ留学inメルボルン 学校編③】校内カフェでの実習について

3月末から1ヶ月間、メルボルンにてバリスタ留学をしていましたharuです。今回は、通っていた学校のカリキュラムの1つ、校内カフェでの実習について書いていきます。

私が通っていた学校のバリスタコースでは、生徒たちでシフトを組んで週に一回ほど校内のカフェで実際に生徒や先生にコーヒーを提供する機会がありました。

お給料がもらえるわけではありませんが、実際にお金をいただいてコーヒーをサーブする体験ができるのは貴重かと思います。

私にとっても誰かにコーヒーを提供する体験は初めてだったので、とても緊張しましたが、今後の糧になったと思います。

カフェは学校の中にあり、朝とお昼の休み時間に3人ずつシフトを組んで担当します。3人の役割分担は、エスプレッソを淹れるショット担当、ミルク担当、オーダー担当に分かれています。

私が体験したのは、ミルク担当とオーダー担当。

ミルク担当の仕事はラテやカプチーノなどのWhite Coffeeで使うミルクを作ること。オーダー内容を把握して、それに合ったミルクをスチームして注ぐ必要があります。

単にミルクと言ってもカフェで扱っていたミルクには下記のような種類がありました。

・フルクリームミルク
・スキムミルク
・ソイミルク
・オーツミルク
・アーモンドミルク

これらのミルクをオーダー通り間違わずに提供する必要があります。

また、ミルク担当で大事なのは、温度調節です。メルボルンではミルクのカスタマイズはもちろん、ドリンクの提供温度の調整もよく求められます。

エキストラホットやウォームなどオーダーに合わせてスチームの時間調整が求められます。一般的に通常時のミルクの温度は65度。エキストラホットの場合は70-75度、ウォームの場合は55度でした。

ミルクのスチームはバリスタのスキルの中でも習得に時間を要する技術のため、個人的にも非情に難しかったです。

次に担当したのがオーダー。簡単に言えばお客さんから注文を取り、代金をいただくのが仕事ですが、やることは非常に多いです。

まずはお客さんへの挨拶。‘Hi how are you?’
そしてオーダーを聞く。‘what would you like?’

そして聞いた内容をカップに書いていきます。ラテだと「L」、カプチーノだと「CAP」といった感じです。その他にもソイミルクだとカップの上部に「SOY」と書いたり、エキストラショットだと「XS」と書いたりもします。

そして、難しかったのがお客さんの名前です。カフェでは多くのオーダーを判別するためにお客さんの名前を聞いてカップに書くことが多いのですが、その名前を聞き取るのが大変でした。

語学学校の中にあるカフェなので、お客さんはとてつもなくインターナショナルで、南米の人からアジア、アラブ系などいろんな国の人がいました。

何度も聞き返すのも失礼なので、結局はアルファベットを言ってもらって書くことが多かったです。

そして、そのカップをエスプレッソ担当の人に渡します。その時に砂糖などを入れてほしい人がいたら、先にカップに入れて渡したりもします。インドの人は普通に3sugarとか言ってきてビックリしました。

オーダー担当の人はミスなくお客さんに提供するために非常に重要な役割を担っています。またそのお店の顔としてお客さんとの会話も大切になってきます。カスタマーサービスが良いお店にはまた行こうと思いますよね。

朝の時間はとても混雑していて、スタッフもバタバタになりましたが、常に最高のコーヒーを提供するということの難しさと大切さを教えられました。

自分で淹れたラテ

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