【小さな居場所の大きな集い(仮)】
本日のこと。
ハルハウスのカレーをお召し上がりいただいた後に、居場所づくりなどについて、相談をお受けしました。
細かい内容については、省略せざるを得ないこともあるのですが、例えば行政の仕組みの中に、制度外の取り組みの基本とも言える『居場所』は存在させにくいことが多いです。
どうしても仕組み上、ルールや管理、支配が生まれやすく、相当寛容でその場で当事者となる方たちの特性に理解がなくてはいけません。
逆に、民間の居場所は当事者自身が立ち上げることがほとんどで、自らの特性を理解した上で立ち上げるので、自由度も高く、非常に安心安全な場作りがされやすい。
しかし、影響力という点では弱いです。
行政主導は、その広報活動、資金力も含めて非常に強く、大きな影響力を持つ。
逆に、民間(特に一般の市民)手動では、後ろ盾もなく、非常にミニマムな活動になりやすい。
このジレンマをどう解決するか。
ハルハウスも全ての課題を解決しているわけではありませんが、このことにおいての答え、方向性は出ているように感じます。
それは、小さな居場所の大きな集い(仮)
小さな居場所の主催者は確実に増えています。
その当事者性を持った主催者が様々なジャンルで、茶話会や交流会、マルシェなどを行っています。
しかしながら、それだけでは行政に意見を伝え、あるいは企業と協力し合い、社会を変えていくことはできません。
むしろ、問題を矮小化し、自分たちだけでその問題を抱え込むことさえあります。
小さな居場所の大きな集い(仮)は、その問題を小さな範囲で抱えてしまわず、居場所の主体である人たちが交流し、常日頃から連携することで支援者としてのスキルも磨くことができる場。
必要に応じて、連帯し、企業に行政に意思表示する。
こうして書くと壮大なことには思えますが、実は民主主義の国であるなら、当たり前のことです。
数が力になるように。
力に数がひれ伏さないために。
数がバラけて微力にされず、
集い、合わさり、強力な協力になるために。
■カレーが凄まじく強力な協力した感じに🟢
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