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「私は負け犬 それでも希望を持っていい」 ハズビンホテルの“Loser,Baby”が教えてくれたこと


プロローグ


Amazonプライム・ビデオにて配信中の海外アニメ HAZBIN HOTEL

TikTokでたまたまパイロット版ハズビンホテルのアラスター役の方が歌うイメージソング

Insane を聴いてからパイロット版をYouTubeで見て、それから私は約半年ハズビンホテルの2話を待ちわびてました。
そしてYouTubeで公開されてから5年後Amazonプライム・ビデオで続きが配信されました。
声優さんは残念ながら交代となりましたがそれでも当然R18な表現たっぷりでも1つ1つのキャラクターも歌も、ハズビンホテルの世界が魅惑的で一気に見ました。

今回はその中でも一番好きな歌 Loser,Baby で感じた地獄でボスとの契約に苦しみながらも悲観的にならず楽しく歌う、ハスクとエンジェル・ダストをテーマにしたいと思います。

魂・罪とは何なのか


パイロット版での1話では主人公のチャーリーが地獄の王女様でありながらディズニープリンセスのように純粋で罪人の魂を救うために奮闘する、歌声も含めチャーリーの魅力が満載でしたがエピソード2以降からパイロット版では分からなかったメインキャラクターたちの過去や本心を知れて思わず

「こんなに楽しい地獄なら行ってみたいかも(笑)」と感じてしまいます。

天国のキャラクターもたくさん出てきたりして、
魂・罪とは何なのか本質を視聴者が考えさせられる素晴らしいエンターテイメントです。

娘を心から愛し夢を応援してくれる最高のパパで地獄の王ルシファー

地獄の住民を駆逐することがエンターテイメントだという天国の住民で最初の人間アダム

どちらが正しいと思います?

エピソード4【仮面】


自分の宝物をみんなに見せるエクササイズをハズビンホテルで実施する中自分が最優秀ポ〇ノ男優になれた作品のビデオを見せるエンジェル・ダストに「ゴミ脚本だ」と辛口評価し、「バーテンダーだからお前らの愚痴はさんざん聞いてるんだ」と言ってみんなの悩みや問題を指摘しつつ、エンジェルには

自分を偽ってる

とエンジェルの態度に対し何度も伝え喧嘩になってしまいます。

この回ではエンジェルの普段仕事するスタジオでの仕事や契約しているボスヴァレンティノ(個人的にアダムと同じくらいF〇〇K you!なキャラクターです)も深掘りされ、苦しめられるエンジェルの歌 POISON もあって、ハスクが言う通り【地獄で有名なポ〇ノ男優】として常に演じ続けている中本心では解放されたいことが明かされます。



そしてホテルを出て行った後男達に囲まれてバーで飲んでいるエンジェルを追いかけそっと様子を見ていたハスクは1人の男が媚薬を酒に仕込んでいるのを見て、エンジェルが飲む前にエンジェルをバーから連れ出しました。

「助けて」なんてチャーリーにもお前にも頼んでない!!

というエンジェルに演技をするなとハスクが伝えた後

自分を守るためなんだ
現実逃避の手段だ
壊れてしまえばヴァレンティノが愛想を尽かして解放してくれるかも

エンジェルはやっとハスクに本心を伝えました。

「俺は昔、上級悪魔だったんだ」


個性が強いホテルメンバーの中で1番クールなバーテンダー ハスクの過去を、エンジェルにだけそっと語りかけるように話し始めました。

パイロット版1話ではギャンブル中にアラスターに召喚されるような形でハズビンホテルにやってきてハスクの意志は関係なくバーテンダーになりました。

それは上級悪魔だった頃魂を賭けたギャンブルで負け続けて、その末路でアラスターに魂さえ手中に収められるほど強い契約を結んでしまい【負け犬】に成り果ててしまったと。

その後 Loser,Baby を歌い、

エンジェルも途中から歌い仲直りすると同時に間違った選択をした悲劇の主人公は自分だけじゃないと。以降エンジェルとハスクは友情が生まれました。

選択を間違えた結末がどうなっても自分を責めることはない。もっと肩の力を抜こう。

この回は時には自分の欲望や思いの強さに我慢できずたくさん間違えてきた過去の自分自身を、責めてきた私にはこの歌は親近感を感じると同時に救われる歌でした。

本当に大切なことはたとえ理想の自分になれなかった現実が目の前にあっても、案外みんなそれぞれ理想の未来を生きてないから気にしないこと。

そして人生を、自分が主人公として生きている限りまた選択する瞬間は訪れるから1つずつ乗り越えていけばいい。

このエピソードに限らずハズビンホテルでは夢や愛・未来のために戦うことが美しいと伝えてくれました。

エピローグ


ラストは続編を期待しちゃう意味深なシーンもあり数年後には続編があるとのんびり待ちながら、また下を向いて悲観的になった時にはハズビンホテルを見て下品で個性が強すぎでも芯のある愛すべきキャラクターたちから元気をもらおうと思います。

実は、最近投稿してなかったのはシンプルに書くことが見つけられないスランプ状態でした。
お仕事でもプライベートでも孤独を感じて、

心の中にいる【花菜だけど違う花菜】が代わりに仕事をしてくれたり…主治医の先生からは「多重人格ではないけれどその感じはある」と言われる出来事があって。

それについてはまた後日1つの記事として執筆しますね。

さいごまで読んでくれてありがとうございました。

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