見出し画像

24.8.28 ヒロイックニューワンマン#1

2024年8月28日。
ヒロイックニューシネマ1周年を記念した初のワンマンライブが、新宿MARZにて開催された。

この日を私を含め、ファン㌠はどれだけ待っていたか。

Xユーザーのはるさん: 「いやっっっったああああああ!!!!!!!!行くぞ行くぞ行くぞ!!!!!!!!!」 / X

これが発表当日の私。
例にもれず家で大号泣しながら大喜びをしたのを覚えている。
そしてそれと同時に「おまいつ(いつもいるファン㌠)」の笑顔と泣き顔が容易に想像できて、愛おしく感じていた。

今、はるか昔のことに感じたが6月10日だったとは、、、と若干の驚き。

私にとってはじめての推しのアイドルのワンマンライブ。

「絶対に成功させる」
ただその一心で当日を迎えた。

伝説の幕開け

ヒロイックニューワンマン当日。
前売りチケットはSOLDOUT。当日券は若干数出るとのことだった。

チケット発売の日。
私は時間前にスマホを片手に震えていた。
「VIP…とれるかな…」
時間になり、チケットサイトを叩いた。が、ものの数秒だった。

「予定枚数終了」の文字。
敗北の宣言。

悔しさより笑い声しかでなかった。
大慌てでSチケットを叩き、なんとかS23番を手に入れた。

負けたぁああああ!とTwitterで叫んだ。
家でも叫んだ。リビングに響き渡る叫び声だった。
だけど、リハーサルは見たかったくやしさはあったが、私の大好きなファン㌠がVIPのチケットを取れていることに安堵した。
あなたたちがVIPにいなくて誰がいるのよ。と思えるメンバーだ。
そしてなにより誇らしかった。
秒でVIP完売したぞ?2時間でSチケット売り切れたぞ?
やばくない?うちのヒロイックニューシネマ。すごくない!?

伝説の序章を見ているような気持ちだった。


8月28日

台風の影響が懸念されていた数日間。
もしもを考えながらも、私は自分の晴れ女の力を信じていた。

配信でもリンちゃんが自分が雨女だといえば
「私は最強の晴れ女だから今回だけは勝たせてもらうよ」と
強気で言っていた。

結果は私の勝ち。

もちろん台風は消滅はしなかったが、当日は迎えることができた。

16時。
VIP組のおまいつたちがリハーサルに向かうのを道の反対側から見送った。
運営さんに手招きされたときに「私S!」と伝えたのは若干の切なさがあった(笑)
その間にスタフラが届き、入口に設置をしてもらう。
私はファン㌠の中の誰よりも早く現物を見られたのか。
早く来て正解だった。

17時にリハーサル見学を終えたVIP組が出てきて合流した。
リハーサルの話などを少し聞きつつ、打ち上げの準備もしつつ。
みんなでわくわく、そわそわ。開場時間を待った。

チケットの順に整列を促す。
ここがファン㌠のまたすごいところなのだが、全員が協力して歩道の邪魔にならないように、近隣のお店の邪魔にならないように列整備をしていた。

ヒロイックニューシネマのロゴのついた公式Tシャツを着ているんだ。
推しの名前を背負っているなら、恥じない動きをしよう。

そうして開場時間になった。
私は幸いなことに上手側2列目近辺のいつものメンバーと合流ができた。
時間がたつにつれて、どんどんと人が入ってくる。
この人たち全員が「ヒロシネ」を見に来ているんだ。

喜びと、緊張感と入り交ざった感情だった。

「あと5分!」そう言ったのも束の間、OPの映像が流れた。
全員が後方にも見えるようにとしゃがむ。
(ただ最前はしゃがむと逆に自分たちが見えないという事故なので全員が空気椅子だったw)
メンバーのワンマンにかける思いのインタビューが流れる。
泣く。それぞれの想いと覚悟がつまっている。
もうその時点でこちらの涙腺はやられていた。

メンバーが登場してくる。
1曲目はイニシアチブだろう。なんて安易な考えは容易く崩された。

新曲「the starly night」

新曲から来るなんて誰が思ったか。

特典会でンボちゃんに言われた「新曲、はるちゃんは絶対好きだと思った。バンギャ魂に刺さるよね」と。

よくおわかりで。曲調からダンスからすべてが突き刺さっていた。
早く音源をもらいたい。次のライブでの披露が待ち遠しい。

2曲目は「イニシアチブガール」
過去にないほどのコールとMIXだったのではないだろうか。
楽しい、楽しい、楽しい!!!
ひたすらに笑顔で、ひたすらにコールをした。
イニシアチブの落ちサビのましゅのソロパート。
いつもにまして気合がはいっている、緊張した様子だったましゅが伸びやかに歌っている。私の推しは本当に強くて美しい。
そんなましゅに向けて上手から全力でサイリウムの光を捧げた。

3曲目「嗚呼無常」
まだ一番の新曲のこの曲は、今ではライブで欠かせない盛り上げ曲だ。
いつもならヘドバンをいれるが、けがをしない、させないが暗黙のルールの今回は、ジャンプとかどうしよう…そんなことを考えていたが杞憂だった。

ワンマンスペシャルバージョンの明日菜のラップが披露されたのだ。
この曲には、まだこんなに進化できる一面が隠されていたのかと驚いた。

MCを挟んでの4曲目。
「MORNING GLORY」
私に勇気をくれる大切な曲。
たくさんの地獄を見ている明日菜だからこそかける歌詞。
ましゅがこの曲が披露されたころに言っていた。
「ましゅはこの曲の歌割が少ないけど、そのぶんダンスとか表情とかに気を使っているんだ」と。
花が咲くようなダンス、指先ひとつまで気を付けているのが伝わる。
最後のましゅパート「光へと約束しよう」小指を出してくれる。

私はこの時のましゅの表情が好きだ。
決意をしているような、覚悟のある表情。
ぐっと力のこめられる手の動きにいつも美しさを感じる。
ぜひまだ見たことのない人は、この曲のましゅの表情を見てほしい。

5曲目「超ダンスパート」
ヒロイックニューシネマの魅力はダンスの振り付けにもあると思う。
私はまったく踊れないので、偉そうなことは何も言えないのだが。
魅せるとはまさにこのことだ。
1人1人の動き、表情、連携。その全てのチームとしての魅力が詰まっていた。新曲もやりつつこの練習はいつしたんだ。。
本当にいい意味で体育会系の推したちである。

6曲目「核」
爆沸きといえばこの曲。
明日菜に「はるちゃんたちのいる上手の圧やばかったw」と言わしめた。
しょうがない、私はなによりも核が好きなのだ。
こればかりはその場で頭を振らせてもらう。
明日菜も、リンちゃんも負けじと煽ってくれる。
これだ。この瞬間の空気が私は大好きなんだ。

核が終わりそろそろrainyかな?と思っていた時
7曲目新曲「エンドロール」

「新曲!?」思わず声に出し、隣のてぃさんと顔を見合わせた。
新曲発表がまさか2曲も来るなんて誰が思ったか。

「エンドロール」というタイトル

いつか来る終わりを示唆しているのかと思ってしまうがそんなことはないのだろう。
ポップな曲調の中にまた新しい美しさを見せてくれる。

「最終章を駆ける僕らの行先に待つのはなにかな」

いつか来る最終章。
だけど、今はまだ物語ははじまったばかりだ。
エンドロールへの道はまだ遠い。

長い長いエンドロールの先に、輝きを出せるように。私たちは駆けるしかないんだ。

MCを挟んでの8曲目「ネバーエンド」
なのたんズの見せ所。
会場いっぱいに染まった青は美しかった。
そしてましゅの煽り。
かっこいい。かっこいい。ひたすらにかっこいい。
「これがヒロイックニューワンマンだ!!!!」
ましゅの咆哮が響き渡る。

9曲目「rainy days and(pianoVer.)」
ンボちゃんのソロのダンス
美しいしか語彙力のない私を許してほしい。
静かに白く染まったフロア。
流れるような美しい振りに全員が息をのんでいたに違いない。

10曲目「rainy days and」
私の涙腺が崩壊した。
リンちゃんが、立ち、語り。
そしてアカペラがはじまった。
デビューライブから推している㌠には久しぶりだっただろう。
私はYouTubeでしか見たことがなかった。
いつか聞きたい。いつか見たい。と思っていたアカペラが披露された。

ただ、朝YouTubeで見ていたものとは別物だった。

1年間「華希リン」として生きてきたリンちゃんの成長の全てが込められていた。これをYouTubeで見た通りだったなんて言えるはずがなかった。

リンちゃんはヒロシネの歌姫だ。誰もが認める歌姫。

1音1音、力強く刻まれるメロディーに、私の涙腺は簡単に崩壊させられた。
あふれ出る涙をぬぐう暇なんてなかった。
見たかった、聞きたかった以上のものを見せてくれた。

最前2列目の私の視界に入る限るのオタクたちは全員大号泣だった。
MCで「こんなに泣いてる姿を見ると思わなかった」と笑われるほどだ。
ファン㌠はわりとすぐ泣くのを忘れないでほしい。笑
私たちはいまだに5月の@ジャムのダイジェストで肩を組んで泣ける気持ち悪さ(誉め言葉)を持っているのだから。

特典会でリンちゃんにこの話をして、また泣いてしまってリンちゃんを困らせてしまった。「まだまだこれからだよ!!」そう笑いながら肩を叩いてくれたリンちゃん。ありがとう。

そうして本編が終えた。

だが、ここで終わらせない。

ファン㌠総動員でのアンコール発動。

発動隊長は我らがスピーカーのラッコ。
彼以外にアンコールの発動の適任者はいなかった。

精一杯、腹の底から声を出した。息切れしようが、喉を壊そうが(幸いにも喉は大丈夫だった)、はじめてヒロシネでアンコールを発動できる喜びでいっぱいだった。
周りのオタクたちはみんな笑顔だった。
溢れんばかりの笑顔で全員がアンコールと叫んでいた。

そして聞きなれたBGMイニシアチブが流れメンバーの再登場。
ヒロシネTシャツをそれぞれのデザインにして、自撮り棒を持っての再登場。新しすぎるだろ!笑

推しのスマホに刻まれる私たち。
そして縦横無尽に駆け回るヒロシネ㌠。
楽しいをまだ更新してくるのかこの人たちは。

そうしてEN2曲目「核」
全部出しきれ、これが本当に最後だぞ。
5月の@ジャムの核はじまり、核終わりを思い出した。

負けない。

そっちがその気ならこっちだって!!!!と全力で最後の力を振り絞り
沸きに沸いた。

楽しかった。本当に、楽しかった。
そして次のワンマンが発表された。

今日のこのヒロイックニューワンマン#1は伝説のはじまりにすぎないんだ。

そう思い、ヒロイックニューワンマンを終えた。

これから先の未来

これから先、なにが起こるかはわからない。
事実9月からは仕事が繁忙期を迎えて行きたくても行けない時も増える。

だけど、その行ける時の1回1回を大切にしていきたい。

来る回数が少ない私ですらも「ファン㌠」と呼んでくれるメンバーと、ファン㌠の友人たち。

私に居場所を与えてくれる、大切な人たちと歩む未来を、これからも輝かせていきたい。

私にできることは少ないかもしれない。
でも、その少ない力を駆使すれば大きななにかに変わる。

ファン㌠はアベンジャーズだと誰かがいった。

個々の能力を存分にいかして、ヒロイックニューシネマのために動く。
そしてそれに対して感謝を互いに伝えあい、時には誰かがなにかをすればきちんと注意ができる。そしてちゃんとフォローもしあえる。

本名だって、どんな仕事をしているのかだって何も知らない。

だけど、ヒロイックニューシネマのためになら、どんなことでも協力を惜しまない。自分の力を生かせる場面では最大限に発揮する。

そんな私のヒーローたちだ。

心から愛せる私のかけがえのない友人たち。
ヒロイックニューシネマが繋いでくれたこの縁を私は大切にしていきたい。


これから先、紡がれている伝説の映画を。
エンドロールのその先まで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?