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推倉ましゅ生誕祭MASHUT

2024年10月8日(火)
私の人生で最愛のアイドル「推倉ましゅ」の生誕祭「MASHUT」が開催された。

最愛の推しの誕生日
産まれてはじめての感情だった
こんなにも、こんなにも、私は「推倉ましゅ」というアイドルが大好きなのか。
でもそれは、同時にましゅ推しのオタクたちのことも含めて大好きなんだ。

ずっと、永遠なんてものはないとわかっていた。

真っ赤に染まったライブハウス
私は一生この景色を、この日を忘れない。

はじめての生誕祭

私はアイドルオタクになってまだ1年もたっていない新参者だ。
推しの生誕祭を、「赤軍団」のオタクとして迎えられることがはじめてで。
正直戸惑っていた。
なにをしたらいいのか。なにをすべきなのか。

結果は、すべて我らが総長ぽぴちゃんにお願いして、こちらはお金を出させてください・・・!と言うくらいだった。
我ながら情けなかった。
でも、こんな新参者がどうこうするより、誰よりもましゅと共に時間を過ごした彼女に任せるのが一番間違いない。
私はオタクだ。財布の準備ならいつでもできている。

10月8日当日。
正直この日の仕事は、本来残ってやるべき案件があった。
日程が発表されたあとに、後輩とその事実に気づいて一瞬悩んだ。
だが、私のはじめての推しの生誕祭。
後悔をしたくない。と思い、はじめて仕事を早上がりした。

17時30分
予定より30分押しで職場を飛び出した。
慌てたせいでこの土砂降りの中傘を職場に忘れるミスをした。
渋谷で傘を買いなおす弱いオタクである。

会場のチェルシーホテルについて、おまいつ達と談笑しながら開場を待った。
総長が雨の中、大きな荷物を抱えてかわいいワンピース姿で来た時には立派な女オタオタをさせてもらった。
なんてかわいいんだうちのTOは。震えるほどのかわいさだった。

開場し、荷物を置いて前物販に向かう。
ギリギリ当日に到着したであろうましゅの生誕グッズ。

「7日発送だったら8日には届くよね…!?」
以前の特典会で不安そうに言っていたましゅに「いやもうそうなったら後日でもいいよwwおぱんちゅましゅしゅだねぇ」なんて笑いながら言ったのが懐かしい。
生誕祭に生誕グッズが届かなかったら大変不憫ではあるが、その不憫さすらもかわいいのが私の推しなのだ。

恋は盲目とはよくいったものだ。
私はましゅがする行動はすべて大好きだった。

無事に届いたグッズにほっとしながら「全種類ください」と言った。
ランチェキは2枚にした。
10枚買いたかったが、少しでも多くのオタクにましゅのチェキを手にしてほしかった。

かわいい。ましゅがいっぱいいる。
幸せで顔はにっちゃにちゃだった。

そこから総長やおまいつたちと手分けしてサイリウムを配った。
ぽぴちゃんが夜なべして作ってくれたサイリウム。
くまのシールがかわいらしい。
受け取らないなんて許さないぞ。の気持ちで配った(半分押し付けてた)

だが、他グループのオタクさんたちも今回の対バンは顔なじみの人たちも多い。みんな優しく受け入れてくれた。

そしてOA

ナノさまと2人登場するましゅ。
袴のような衣装のかわいさに悲鳴をあげた。
いや、私の場合は奇声だ。

かわいすぎる。

LAST(GANG PARADE)

はじめて聞いた曲だったが、ナノましゅの尊さが詰まっていた。

真っ赤に染まった会場を見て私は笑顔になった。

Lion net girlさん
猫の眼に宇宙さん
会心の一撃さん

それぞれがヒロシネと深いつながりがあるグループさんたちだ。
故にオタクさんたちも顔見知りが多かった。

この人たちがみんな、ましゅのことを祝いに来てくれている。
そのありがたさもかみしめた。

そのお返しと言わんばかりに他グループさんの時は最大に盛り上がった。

楽しかった。

嬉しかった。

そしてとうとうヒロシネの番がきた。

赤軍団で最前を埋め尽くし、みんなが赤の色を灯した。

SEから盛り上がった。
2代目スピーカーとして最大限に声を出した。

登場してきたましゅは真っ赤なスカートに変わっていて思わず悲鳴をあげた…いや奇声をあげた。

誰だこの衣装を作ったのは。
国民栄誉賞を送りたい。

よくぞここまでましゅにぴったりの衣装を作ってくれたものだ。

rainyはじまりで「ほぉ⁉」と思った。
ぶちあげぶちあげで来ると思っていたからだ。
しっとりからぶちあげる流れもあるので、その日なのか!と思った。

一面の赤。
変わらない赤。

なんて美しいんだ。と感動した。

イニシアチブガール

この日のイニは特別だった。
最後に「ガチ恋口上」をいれる企画があったのだ。
何度も言うが私は地下オタク1年未満の新参者。
最近ようやくホグワーツMIXを言えるようになったくらいのまだまだ弱いオタク。
それが間違えずにガチ恋口上を言えるのか。すごく不安だった。
開場前に我らがスピーカーラッコが練習に付き合ってくれた。

真っ赤に染まったフロアでましゅの落ちサビは赤軍団全員でつっこんだ。
正確に言うと私は最前で潰れていた(笑)
だがそれすらいい思い出だ。

そして最後のガチ恋口上。
円陣を組むようにして口上を叫んだ。

スピーカーラッコの「なになに!?」が響く。

世界で一番愛してる!ア・イ・シ・テ・ル!!!!!

叫び終わって満開の笑顔になった。
成功した!成功したぞ!

そんな喜びでいっぱいだった。

嗚呼無常が終わり、5人で歌うカバー曲。
indestructible(少女時代)が歌われた。

ましゅにとって大切な曲らしい。
5人がそれぞれ少し緊張した面持ちで、でも笑顔で歌っている姿が美しかった。きれいだった。

ずっと続くと。思っていた。

写真撮影をしたい!とましゅが言って出演者、オタクたちみんなでくまのポーズで写真を撮った。

ましゅが楽しそう、よかったね、よかったねましゅ。
そう思った。

そして、その時はやってきた。

ましゅが手紙を読む時間。しゃがんで聞こうと思いしゃがんだ。
ましゅの声が少し震えている。
「うれし涙だね」と私は母親のような気持ちで、表情で、ましゅを見た。

だが、現実は違った。

「お話したいことがある」

一瞬心がざわついた。でも私はきっとましゅが「アイドルとして自信がなかったましゅがここまで成長できた!」という感謝の言葉が続くと思った。

「2024年12月30日」

「ヒロイックニューシネマを卒業します」

その瞬間呼吸が止まった。
隣のぽぴちゃんを思わず見た。
首を振っている。涙を流している。

あぁ。聞き間違えなんかじゃないんだ。

これは、現実なんだ。

ましゅが。

私の大好きなましゅが。

終わりを告げた。

そう理解した瞬間に、涙が溢れた。

嗚咽を少しでも抑えないとと思ったが無理だった。

もうこの瞬間の記憶は曖昧だ。
ぽぴちゃんの腕を掴み、自分が崩れないようにするのがやっとだった。

ましゅの言葉に耳を傾けていたはずなのに、きっと全身で現実を拒絶していたのだろうか。
ほとんど記憶がない。

エンドロール

いつか来る終わりを示唆しているのかと思った。とワンマンの感想で書いた。
まさか、こんなに早く終わりが来るなんて誰が思ったか。

立ち上がることができなかった。
直視することができなかった。

柵にしがみついて震えるしかできなかった。

最後のあたりでようやくステージを見れた気がする。
あくまで気がする。だ。

ステージが終わり、メンバーがはけ、ライブが終わった瞬間。
全てが崩れた。泣いた。とめどなく泣いた。

何人ものファン㌠が心配してくれた。
他グループのオタクさんたちも声をかけてくれた。

みっともなく泣きわめく私をみんなが支えてくれた。
どれだけ暖かいんだこの人たちは。

ミノさんは抱きしめて慰めてくれた。
彼もすごくつらいであろうに。
でも彼はメイド服だった…メイド服で泣いている青年。
落ち着いた今考えてみたらなかなかの光景。

ちなみにその横には屈強……いや可憐なかるびちゃんことてぃさん。

まさかこんなことになるとは……と2人が言っていたのが今になるとちょっと面白い。
なんでそんな恰好なのよ。と思わず言ってしまうほどだ。
でもあれは、外ならぬ二人だから許される技だったと思う。

「笑顔で、笑顔でお祝いしようね」
てぃさんの優しい声かけがしみた。
屈強…いや可憐なかるびちゃんがずっと気遣ってくれていた。
脇はしまらなかったらしく裂けているのかと思った。
実に可憐だ。笑

なんとかチェキ列に並んでいても、その間も涙が止まらない。
笑えたかと思えばあふれ出してくる。
後ろにいた夢宇さんも終始気にかけてくれていた。
「夢宇さん笑わせて」我ながら無茶ぶりをしていた。

メイドミノさんとカルビてぃさんを前にして笑えないやつを笑わせられるか!と言われた。それもそうだ。
でも開演前はひとしきり笑った。この人たち最高すぎる。と思った。

「誕生日おめでとうはちゃんと言うんだよ」
あのをちゃんが諭してくれた。

笑顔で。笑顔で。

だって大好きなましゅの生誕祭なんだ。

産まれてきてくれてありがとう。
素敵な誕生日を祝わせてくれてありがとう。

順番が来た。
ミノさんとてぃさんが前でよかった。

ましゅの笑顔を見て、私も笑えた。

チェキを撮り一言
「まずは、誕生日、おめでとう!」

最後までまともに言えなかった。
あふれ出るものは止められなかった。

とにかく聞きたかったのは「もう、完全にアイドルを卒業するか」だった。

答えはYESだった。

ましゅを泣かせてしまった罪悪感でいっぱいになった。
思わず肩を撫でてしまった(触りましたごめんなさい許して)

ありがとう。
出逢ってくれて。
今日、すごく幸せだったんだ。

なんとか伝えた。
残りの期間、全力で推すからね!!!!と叫んだ。

限界だった。

悲しい、つらい、来年からどう生きていけばいいのか。
どう問いかけても答えなんてでなかった。

それだけ推倉ましゅという1人の女性は私の人生のかけがえのない存在になっていたのだ。

はじめて会った日。
はじめて指差しでファンサをくれた日。

2回目の時に「前来た時ははるかちゃんだったけど、Twitterはるちゃんって名前になってたけどはるちゃんでいいの?」と聞いてくれたこと。

1か月あいてるのに覚えてくれていたことに感動したこと。

「当たり前じゃん!憶えてるよ!Twitterでもすごくましゅのこと書いてくれてるって思ったもん!」と言ってくれたこと。

ましゅがインフルエンザになって、ましゅがいないライブに行ったときにリンちゃんが「ましゅがいないのに来てくれてありがとう」と泣きながら言ってくれて「ましゅ推しで箱推し」と自覚したあの日。

「なかなか来れなくてごめんね」と言えば
「いつでもいいんだよぉ!」と言ってくれたあの日。

morningglolyは歌割りが少ない分ダンスをがんばった!と教えてくれた日。

ちょっと黒髪になった特別な時期。

久しぶりに赤にしたら「赤があんま入らなかった…赤くない…」としょぼんとしていた日。

@JAMの予選の口上すごく文章を考えたと教えてくれた日。

ライブ前におなかいっぱい食べちゃった~と教えてくれた日。
その体のどこにそんな量がはいるのさ!と笑った日。

ゲーム配信をはじめたかと思ったらめちゃくちゃ関西弁がでるましゅ。

あっはっは!と笑うましゅ。

せやぁ~というましゅ。

全部が私の特別な思い出で、推倉ましゅという存在は私とって特別だった。

ましゅに会える日は朝からうきうきだった。
赤ジャージに着替えるのが楽しかった。

私が「赤軍団」として認められていたのが、すごく、すごく、嬉しかった。
推倉ましゅと同時に私は赤軍団のファン㌠も大好きなんだ。

だから、終わるときは、ヒロシネが終わるときで。
この人たちと「最高のグループを推せたね!」とひとしきり泣いた後に笑って手を振って別れを告げるんだと、そう思っていた。

でも、もしかしたらこれをましゅが読んでいるかもしれないからあえて書く。

あなたの選択は間違いじゃないよ。

いつか終わりが来ることは頭では考えていたことだから。
ずっと、続くなんて、そんなことないってわかってたから。

ただ、私はこの3か月間、そしてその先も、ずっとあなたが大好きな
推倉ましゅのオタクの赤軍団です。

ほかの人が好きになったらその人を推してというけど。
もちろんほかのグループに推しはいるけれど。

なによりも大切な一番の推しは一生変わらずましゅただ一人だけだよ。

出逢ってくれてありがとう。

これはファン㌠や、他グループのオタクさんたちみんなに言いたい。
出逢ってくれてありがとう。

不仲芸の後輩は私のせいで他界したと思われていたそうだったが
何やら呼ばれた気がして来たそうだ。

感じてくれてありがとう。直接聞いてくれてありがとう。
帰り道はいつも通りのテンションでいてくれたのでとても助かった。

あと3か月。私はどうやって過ごすのかと言われたらきっと変わらない日常になるだろう。
でも、とにかく少しでも時間があればましゅに会いに行く。

12月30日。
最後のその一瞬まで。

赤軍団の誇りをもって。

推倉ましゅというアイドルが、最後をヒロイックニューシネマで締めくくれたことを最大の幸せだったと思ってもらうために。

私は全力を尽くします。

どうか力を貸してください。

私の最初で最後の最推しを笑顔で送り出したい。

がんばります。

改めて、ましゅ。
誕生日おめでとう。大好きだよ!!!!!!!

この残りの期間全部出し切ろう!!!!!!!


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