
フリーランスはスキマ時間で差がつく
移動中やちょっとした待ち時間などの「スキマ時間」って、積み重なると意外と大きな時間になりますよね。
1回あたりは数分でも、1日トータルで見ると1〜2時間くらい確保できることも。
しかし私自身、フリーランスになりたての頃は「しっかり時間を確保しないと作業が進められない」と思い込み、スキマ時間をほとんど活かせていませんでした。
でも、案件が増えて作業効率を見直した際、意外とスキマ時間があることに気づいたのです。
そこで、執筆は難しいけど、リサーチや大枠の構成を考えるなど、タスクを小分けにしてスキマ時間に進めることにしました。
その結果、以前よりも多くの作業量をこなせるようになり、請け負える案件も増えて、収入アップにもつながりました。
今回のnoteでは、このスキマ時間を見つけるコツと、短時間でできる具体的なタスクを紹介していきます💡
スキマ時間を見つける・作るコツ
まずは「そもそもどこにスキマ時間があるんだろう?」ということから考えていきましょう。スキマ時間を見つける・作るコツを3つ紹介します💡
1日の行動をざっと書き出す
最初にやってみてほしいのが、朝起きてから寝るまでの行動をおおまかに洗い出すこと。「何時に起きて、いつごろ移動して、どこで待ち時間があるか」というふうに、ざっくりで構いません。
そうすると、以下のようなスキマ時間があることに気づきます。
通勤・移動時間
誰かを待っている時間
家事の合間
スケジュールの隙間に10〜20分ほどの作業できる時間が点々としていることに気づくはずです。
予定の前後に余裕をつくる
スケジュールをぎっちり埋めてしまうと、結局時間が押してバタバタするので、スキマ時間どころではありません。
予定と予定の間に、意図的に5〜10分の空きを設定してみると、その隙間をタスクや情報収集にあてられます。
もし早めに次の行動に移ったとしても、「遅刻のリスク」が減って気持ちにゆとりが生まれるのでおすすめです✨
大きな作業を小さく分割する
「短い時間ではなにもできない」と思いがちですが、実は作業を小分けにすると、スキマ時間でも意外と進められるんです。
たとえば記事の執筆なら、「タイトルと見出しを考える」「リサーチして参考リンクを集める」「本文を下書きする」「装飾をする」など、あらかじめタスクを細かく切り分けておきます。
そうすると、5分くらいあれば「アイデア出しだけ」「参考資料のチェックだけ」といった形で着手しやすくなります。
スキマ時間でできること
では、具体的にスキマ時間にはどんなことができるのか、短時間でできるタスクをまとめてみました。
①リサーチ・情報収集
ニュースチェック
ニュースをざっと確認するのはどうでしょうか。仕事に関連のある業界のニュースを収集することで、業務に役立てることができます。
SNSでトレンド把握
SNSのタイムラインを全部追うのは大変ですが、TwitterやInstagramでのフォローを整理しておけば、必要なジャンルだけをサッと見られます。
とくに仕事に直結しそうなテーマのアカウントをフォローしておくと、スキマ時間でも効率よくチェックできます。
ブックマークの消化
「あとで読みたい」と思って保存していた記事やサイトを一気に消化するのもおすすめです。
長めの記事なら、通勤電車内で読むのにちょうどいいかもしれません。
②連絡対応・メール処理
メールやチャットの確認・返信
作業にがっつり集中したい時間帯にはメールを開かないほうが効率が上がりますが、スキマ時間なら返信すべきものをサクッと返すのもアリです。
簡単に返せるものは先に片付けておくと、後がラクになります!
スケジュール調整
次回のミーティング日程やクライアントへの連絡を、スマホのカレンダーアプリでサクッと決めてしまいましょう。
移動中や待ち時間にちょこちょこ調整しておくと、他の作業時間を圧迫しません。
③学習やインプット
読書(電子書籍・オーディオブック)
紙の本だと持ち運びが重くて面倒という方も、電子書籍ならスマホに入れておけばすぐ読めます。また、オーディオブックなら耳で聞くだけなので、満員電車でも大活躍です
動画や音声コンテンツ
YouTubeでビジネス系の動画を見たり、PodcastやVoicyなどの音声メディアを聞いたりするのもおすすめ。私も料理中や歩いているときに、イヤホン片耳だけでPodcastを流しっぱなしにして情報収集しています。
④簡単なアウトプット
SNS投稿やブログの下書き
思いついたアイデアやネタを、スマホのメモにバーっと書き出して下書きに。後でPCで整えるときも、すでに下書きがあると格段にラクになります。
アイデアの整理
「こういう企画をやってみたい」「次の記事のトピックはこれにしよう」といった考えをどんどん書き留めておくのもおすすめです。
時間があればNotionなどに残すと、どの端末からでも編集できて便利です。
まとめ
スキマ時間は、ほんの数分だったり、ちょっとした待ち時間にすぎないと感じるかもしれません。
でも、その細切れの時間をうまく活用するかどうかで、1日の生産性が大きく変わります。
特にフリーランスとして働いていると、「1分1秒が収入や案件獲得に直結する」なんてこともあるので、なおさらスキマ時間の有効活用は大切。
ちょっとした工夫を積み重ねていくだけで、「何もしていなかった時間」が「成果に直結する時間」に変わっていきます。
最初からすべてを完璧にこなすのは難しいかもしれませんが、できるところから少しずつ取り入れてみてください。小さな積み重ねが、大きな差を生み出すはずです。
ぜひ、あなたもスキマ時間を上手に使って、忙しい毎日のなかでもどんどん差をつけちゃいましょう!
いいなと思ったら応援しよう!
