勝利至上主義を生み出すメカニズム@中学校部活動…☛大学での末路も語るよ (-_-;)
みなさんこんにちは。お元気ですか?
E×Wのトラです。
さて、前回りょーさんがとっても大事なお話をしてくださりました…
まさに私が過ごしてきた領域…これはかぶらせないわけにはいかんな、と笑
1.ぜひこのサイト、ご参考まで…+α
2.連盟…の歴史(-_-)重たい…
3.子どもたちの方がわかってる
1.ぜひこのサイト、ご参考まで…+α
ぜひ、このサイトをのぞいてみてください。
なぜ加熱しちゃうの??
なぜ勝利主義に陥るの??
が記載されています。
私がここで声をがーーーっとあげるのもひとつなんですが。
まずはこのサイトで概略をつかんでほしい。
そしてね…。
実際に私が目の当たりにしてきた現実。
このサイトにあるように、なぜ「加熱しちゃうのか?」「なぜ勝利至上主義に走っていくのか??」の二つの理由が記載されているでしょう…
まさにその通りなんだな。
特に2番目。
・・・進学・進路に強く関連しているから・・・
…💦
ここ…
いんだかわるいんだか、です。
このサイトにあるような
『高校入試の調査書でも、県大会出場や部活動の役職などが加点対象になることがあります』・・・
そして
11年間北海道でまさにまさに「これらを審査する側にいた…」
というのが、本当のところ
なんです。
このシステムにのっかって動いていたのは事実。
スポーツ庁や文化庁がいくらガイドラインをだして
「子どもの体を大事にね」
「熱中症、きをつけるんだよ」
「週に◎時間しか、練習やっちゃいけないよ」
「たいばつだめだよ~」
「こどもたちのことをまず第一に考えて楽しさも教えてね…」
と文言を放り投げたところで…
「進学に直結」しているような学校さんであれば…
勝たないわけにはいかん、という構図が自然とできあがる。
だから
しかも、ものすごーーーい伝統に縛られている部活動さんだとしたら?
地域の保護者の方が加熱しないわけない、私みたいな少数派;…は生きづらい笑
…自分の子供が、得意なことでスキルを磨いて、
さらに「授業料免除」とかにも該当しちゃって…
…高校とか大学とかで活躍できちゃうって道筋が見えたら…
さらにはその先をいっている身近な先輩がいてキラキラ輝いて見えたら…
そこに足を踏み入れない保護者(私がいまそう;猛省がベース)もいるけど、踏み入れちゃう保護者の気持ちもわからないでもないんです…。
ただね、やっぱり見てて思うのは。
「ちょっとゆがんでいるよな」
って。
りょーさんも語ってくれましたが、
自ら縛られに行ってる
…んですよね。
そこを「うん?なんかおかしくない?これまでの流れ・・・」を一度立ち止まって議論する時期にはいっているんじゃないかって…
私はこの、あまりにもまだまだ昭和の勝利至上主義がはびこっている今の時代を、一度とめたいんです。だから、先日、ちょっと批判されそうな、でも出さないとせっかく声をあげてくれて泣きじゃくりながらインタビューに答えてくれた彼女たちに申し訳なくて、以下の本を自費出版しました。
こんな文言を平気で放つ輩が、実際に大学にもいましたからね。
だから私はそういうやつらに、残念な人々、と
(烙印を押すわけではないけど)位置づけ、再教育を徹底的におこないました。
人として間違ってませんか?その思考…
福祉の業界や、多様性の学びを深めるような時間帯をどんどん自身が重畳化していく中で、視野がぐわーーーっと広がり、勝ち負けだけで世の中なりたつわけがないだろう????という結論にいたったときに、この上記の文言があまりに陳腐にみえたのです。
そう、この進路に纏わる事象があまりにも日本は強すぎる、
だからといって個別に批判をしてもしかたがないのはわかっている。
だからだからだから
組織そのものがかわらないといけない。でも、吠えるのをやめるわけには
いかない。
2. このサイト以外に考えられること
私はこのサイト以外でも運動系部活動が勝利至上主義に至る視点がもう一つあると思っています。それは組織化されているもの。
いわゆる連盟…
(天下りが多いよね…
でもってこの組織にいるとさ、
仕事なくたってお金貰えるからさ…
この感じがいかんのですよね…
大会数が多ければ多いほど、連盟が潤うわけで…)
*都道府県中学校体育連盟
*公益財団法人日本中学校体育連盟
…したが統括、上が各都道府県での「連盟」です。
大会数があまりにも多い、
平日に平気で行う(彼らの都合だから)、
授業に支障がでようがでまいが、おかまいなし…
ほんと、ここ、どうにかならんもんかな?って…。
ここでの枠組みが、もうあまりにも歴史が重すぎて、
誰もどうにも変更できない歴史をきざみすぎてしまいました。
ただ、私はこの歴史こそがNGといっているのではなく…
様々な子どもたちの成長を促している事実も把握しています…
だからこそ、ではないけれど、、、
今一度精査もしないといけない時代にはいってきたのでは?って。
だってもう、
AIが人間を超えようとしているスポーツマシン
(超人化、って今KEYですよね)だって
出てきている。
次の時代にはAIと人間が徒競走だってする時代にはいるはず…
ゆえに「もっと多様なありかた」が議論されるべきではないのか?と。
文科省自体がこんな表現してるんだもの。
(日本独特のスポーツ文化「中学校における運動部活動」の充実のための提案)
…充実を超えて、疲弊しているのが実態だ、って朝日新聞や毎日新聞でも連日取り上げていました。
『先生がもう疲弊、新任教師、部活動の顧問までできません、着任早々半年もたたずに辞任、mental障害、等等・・・』文字が躍っていたんです。そりゃ倒れるよ…。
だからね、こういった組織化されたところに登録した以上、
大会出場義務化のような形態になると、みんなが追い込まれちゃう…
…戦いたい!楽しみつつも全力でがんばりたい!そんなあったかな雰囲気の中で勝利に向かって委縮しないでのびのびできる活動だったらいいんだけど…
そうじゃない気質が…あちこちであふれている。
…残念。この連盟の思うままに相変わらず「うごかされている」部活動が、
まだまだある。
文科省が「独特…戦後の流れ」を文言化しているのは大きいと思う。
でもこれを何名の現役連盟議員がちゃんと読んでいるのか?
学校組織におりているのか????????
…勝つのはたのしいし、負けたらくやしいから頑張ろう…
の波を崩したいとか一掃したいわけじゃないんですよ…
そういう単純すぎる論議をしたいんじゃない!
もっと選択肢があってもいいじゃない?って話
なのです。
3.こどもたちのほうがよっぽどわかっている
一昔前にうちの次女さんが行っていたとある部活動で、腹がたったからやめてやった!というときの文言です。メモしてたんですよね。おもしろかったから。😊
的をえているな、とおもったんです。
ただね、お子さんが本気で楽しんで本気でおもしれーっていってたらいいの。
でも・・・そうじゃないことも多々あるんですよ。
それが
大学生になってから「すぐにやめる」「手段だったんで」という末路
一定数、いるんです。これ。
だから…私は再教育を徹底的にした。
こんなマインドで社会にでられたんじゃたまらないから。
でもね、一人ができることは限られている…。
少しでも未来の子供たちに何か残せるとしたら…
身体を動かしたくない子なんていないんですよ。本来。
でも勝利至上主義が蔓延するとそこの基質にはあわないんです。
だから去っていく…残念です。
「フリースポーツ同好会」とか一個くらいたちあげさせてよー!先生!って一度おねがいしたことあるんですけどね…笑
「前例がありません」だって。そりゃなんでもそうだよ、新たにはじめるってね。笑
なんかほんとね、はー・・・って溜息出ます。
ですが、発信しつづけてあきらめないでいきますよ!
だって、そこをし続けることで何か変わる瞬間が生まれないとも限らないから!
本日も ご一読ありがとうございました<(_ _)>トラ
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