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同じ釜の飯を喰う

いよいよ夏の気配ですなあ…北海道。
制服も、夏仕様に変わったようですね。
ほんとは水曜日担当 たいわ士で公認心理師の、高杉ゆう子です。
2週間も間が空いてしまい、失礼しました。
代筆のトラさん、ありがとう😊

夏だ‼️とはいえ、33℃の東京から戻った北海道は、16℃で、肌寒かったです😅😅😅

それでも毎年恒例になったアスパラ狩りも無事終わり、
今年も、それはそれはおいしいアスパラをたんまり頂きました😊🙏

すごいよね…植物って…
寒さでなかなか伸びなかった数日を経て、気温が一気に上がったもんだから、
いまだ‼️と、言わんばかりにニョッキにょっき伸びて来たのだそうで…
そんなアスパラちゃんたちは、一気に伸びたあまり、いつもより皮が薄く柔らかかった…
気候や気温、環境の変化をいち早く察知して、生き延びようとする…
春からこの時期にかけては、自然の摂理を目の当たりにする楽しい季節です。

そんな収穫物を、家族で頂くわけですが…
実はこの、一緒にご飯を食べる…
と、いう行為が、家族の絆にとっては、とても大切なことであることをご存知でしょうか…

我々が、自分のいのちだと思っている、この心身は食べることで維持しています。
食べる行為は、何かのいのちをいただく行為。
自分のいのちは、自分のものでありながら、自分以外のいのちを頂いて成り立っているわけです。

元はすべて生きていたもの。
そして、それを家族で一緒に頂くってことは、体を構成している細胞の元を同じにする…
ってことなのですよ。

同じ材料で作られたいのちは、やがて思考が似て来たり、行動がリンクしたりするのだそう。
すると、家族の決断や、決め事の時に、思考が揃う…
と、いう話です。

同じ釜の飯を食う
とは、よく言ったもので、取り入れる細胞の質を同じにすることで、同じ方向を向きやすくする…
ってことなんでしょうね。

昔の人って、そんな理屈知らないはずなのに、言葉として残ってるって…
すごいことですね。

さらに、作った人の想いはお料理に込められていきます。
怒りながら作ると、怒りの想いがこめられて、それが食べた人の体に入って行くんです。
私は、ご飯を食べた後に、妙に気持ちが寂しくなった…と言う経験を、何度かしたことがあります。
それは、作る人の想いに左右されていた…と、言うことなんじゃないかな…と、後から感じました。

実は性の問題行動などは、心が感じる寂しさから来ることも多いので、
お料理に込められた想いがある…
という考え方を取り入れるなら、食からアプローチすると、落ち着くこともあるのかもしれません。

食べるもので体が構成されている。
作る人の想いまで食べている。
これを知ると、ご飯を食べる行為を、丁寧な時間にすることは、人柄を作ることにも繋がるのかもしれない…と、思えますよね。😁😁😁😁

さ、今日も美味しいご飯、みんなで食べましょ🍚



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