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悩めるINFJにお勧めする曲(ボカロ編)


はじめに


 みなさま、毎日お疲れ様です。

 ずっと曲紹介の記事を書きたいと思っていたのですが、出せずにいました。私は自分の精神世界を構成する曲を「心」というプレイリストに保存して管理しているのですが、今日はそのうちのボカロ曲に絞って紹介したいと思います。1作曲者1曲ずつでチョイスしました(選ぶのにひどく苦心しました……)。

 後ろ向きな自分に寄り添ってくれる曲
 そっと背中を押してくれる曲

 
 そのような曲を多く選んでみました。
 私自身そういった曲にいつも支えられて生きています。

 それぞれの曲について自分の思い・考えを全部書くと膨大な量になってしまいそうなので、特に好きなフレーズの抜き出しと少し感想を添える程度にとどめておきます。

 記事を開いてくださった方の新しい発見や心の保養に少しでも貢献できれば幸いです。

1.MIMI-「サイエンス」

今誰も知らない定理を見つけて
この寂しさにお別れを

きっといつか、自分の「存在証明」を見つけられる。
そう信じて毎日探求しながら生きていく人の曲。
私も自分自身の核を見定めて、そこから自分の「定理」を導き出せる日まで探求を続けたいものです。

MIMIさんの作られる曲には、
 ① ポップで寄り添ってくれるような曲
 ② 透明感を感じるガラス細工のような美しい曲
に大きく分けられると私は思っています。
 この曲は①ですね。無理に前を向かせようとするのではなくて、後ろ向きな感情に寄り添いつつ、一緒に歩こうとしてくれる曲がどうしようもなく優しくて好きです。

2.夜紗-「僕が僕を愛せるように、君が君を愛せるように。」

僕が僕を愛することは、
君が君を愛することは、
世界に1人の自分のために
ありのままを受け入れること

善悪も優劣もないのだ。
「僕」は「僕」として、「君」は「君」として存在している。
自分自身の自然な在り方を受け止めて、そこから自分にできることを些細なことでも積み上げていく。
それを続けていくことが自分自身を愛することにつながるのではないでしょうか。

3.夜のロサンゼルス-「Reach」

いつか僕らが見つけるもの
寂しくても負けないよ
だから君にも歩いて欲しいんだ

私たちが生きていく先で何を見つけるのか
辿り着く先はどこなのか
そんな不安で押しつぶされそうな私たちに
自分も頑張るから、「君」にも「歩いて」「笑って」欲しい。
そんなメッセージを送ってくれているように感じる曲。

4.KulfiQ-「『無題』」

最低な日々だと愚痴る間にも
絶えず、歯車は回り続ける
いつしか、その流れに組み込まれて
生きて 笑って 歩いて 走って
僕らは

現実の日常に追われて、社会の歯車に組み込まれる。
周りの目を気にして、自分自身を見失う
そんなとき、自分自身の人生を感想文を書くように振り返ってみる。
そこには自分の頑張りを見るかもしれない。
様々な後悔が浮き上がってくるかもしれない。
けれども、そういったものを含めて自分自身の人生だったのだ。
どこか懐かしい気持ちになる。

そして再び、目の前の現実に向き直る。
どうしたって、私たちは社会の中で生きていかなければならないのだ。
けれど、自分たちが頑張って生きた時間は確実に積みあがっていく。
笑えることだけでなく辛いこともあるだろう。
それでも、私たちは毎日自分の人生を生きていく。
大丈夫、これまでだって何とか生きてきたのだから。

そういう気持ちになる曲。

5.Aliey:S-「アングレカム」

嘘ばかりで穢れて醜くて誰もが口を閉ざすこの世界の
一部になることだけが僕は許せなかった

不条理な世界に傷つきながら愛を歌う人。
願わくば来世には彼らが救われますように。

「傷だらけで儚くて壊れかけで美しいだけの愛の歌」

まさしくこの曲自体を表していると私は感じます。
悲しいけれど、綺麗で強い意志を感じる曲。

6.i-「どうせ世界は滅ぶんだろうし」

星空も青空も 美しいから生きてしまう

空も夢も自分には届かないものかもしれない。
けれども、美しくて。
だからそのために生きてしまう。

本当は現実を見るべきなのかもしれない。
そんなことはわかっている。

けれど、現実だっていつかは終わる。
夢も現実も自分とともに終わるものなのだ。
それなら、周りに笑われたって、自分の理想に生きたい。

自嘲的でニヒルだけれど、私を励ましてくれる曲。

最後に

 
 いかがでしたでしょうか。
 気に入った方はぜひ他の曲も聞いてみてください。
 
 また、この場を借りて、各作曲者の方々に感謝を申し上げたいと思います。いつも聞かせていただき、生きる糧とさせていただいております。ありがとうございます。


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