
あなたの言う『優秀さ』はAIに代替可能である
世の中がAIAIAIとうるさい。
「いまはAIの時代」
「AIを使っている人とそうでない人でどうのこうの」
ただ、本当にAIを理解しようとするとそれがどれだけ無謀で果てしないものかわかるはず。
AIはこういうものだと断じてしまっている時点で、あなたの「優秀さ」はそこまでであると言わざるを得ないです。
今回はAIの話ではなく「優秀さの定義」について書いてみようと思います。
「優秀さ」というのはすごく曖昧で、褒めているようでもあり、ディスっているようにも聞こえる、実際ディスっている場合もある。
その辺の輪郭をはっきりさせてほしいと言われたのでやってみるわん。
テストで100点取ることは重要ではない
ぼくはアーティストなので、常に120点をとるために0点を繰り返しています。
意味がわからんだろう。
へへへ。
ただ、そういう状態に持ってこれたのはごく最近です。
それまではどうだったかというと、100点を目指して…
いや、恥ずかしながら80点を目指して60点くらいを量産している日常を過ごしていました。
冒頭言ったAIの活用も似たようなもので…
例えば、Stable DiffusionというAIを使って、綺麗なおねいさんを量産し本にしてKindle化して売っていたことがあります。
正確には今も売っている(知りたい人はDMくださいw)。
やり始めて2週間くらい熱中し、知的好奇心と性欲と創造力の全てを満たす最高のビジネスじゃないか!と寝る間も惜しんで取り組みました。
その間も常にAIは進化し、昨日まで使えていたシステムはすぐに使えなくなりました。
そんな不都合も楽しく、熱中した結果作った本がAmazonのランキングで1位になり、めっちゃ売れました!

そこで飽きた。
急に飽きた。
ゲームをクリアした感覚に近い。
ラスボスを倒し、エンディングを迎え勇者は凱旋してお姫様と結婚する。
それでもまだ商品として並んでくれてるので、いまだにちょっとしたランチくらいは行けるくらいの報酬は振り込まれています。
当時は初月から5万円を稼ぐことができました✨
伸び代もあったような気がするし、外注化して回していくという選択肢もあったが、それほどの魅力をこのゲームにもう感じられなかった。
さて、今日ここで言いたいのはエロ本で稼げた話ではないです。
優秀さの定義について。
優秀さ=与えられた仕事をちゃんとこなすことができること?
これは、学校教育で植え付けられた前時代的な価値観でしかないよね。
社会の歯車として育てられた価値観。
僕は公立高校でつい3年ほど前まで美術教師をしていました。
いまだに歯車量産のシステムは続いています。
教師も生徒も薄々は感じているけど、日々のタスクに忙殺され気がつかないことにしている。
気がついたところで、何も変えたくない老人たちは微動だにしないだろうね。
だから僕は公務員を辞めたんだ。
100点を取ることも、要はその「目的」が重要です。
その100点は誰の何のため?
自分のため?会社のため?社会のため?子供のため?生活のため?
別になんのためだっていい。
ただ「100点取らされたんだ、うへぇ」って嫌そうにするな。
それはあなたが選んだ選択の結果のはずだ。
やってることの違和感があるならそこに向き合えばいいだけの話だ。
そこに向き合うことがないまま「優秀さ」について論じても絵に描いた餅になってしまう。
結果が全てだ!とも思わない
こんな話をしていると、さぞかしあなたは優秀なんでしょうねぇ?!
と言われそうである。
あえて言うと、はい優秀です。
しかもちゃんと結果も出します。
行動もします。
努力もするし相談もする。
それでもうまくいかないことは多い。
優秀さの価値なんてたいしたことがないと本気で思う。
前述した「AIで作ったエロ本ビジネス」は120点の可能性を感じてたけど、目標達成した時点でテンプレートに沿ってガチャを回し続ける作業になってしまったから辞めました。
飽きたと書いたが、飽きたというより新鮮な体験がなくなり満足度が極端に下がってしまったことが一番の要因。
30〜60点になってしまったかな。
「優秀さ」なんかよりも「納得感」とか「しっくり感」。
直感で感じる気持ちよさ。
体感を伴って現実を変えている疾走感。
自然体でいることの重要性。
そういう意識を伴った現実変容が僕の思う「優秀さ」なんだよね。
結果や数字だけ追っても意味がない。
ましてや他人の敷いたレールの上で意に沿わない形で「取らされた100点」や「借り物の価値観」には、爽快な気持ちよさとか確かな手応えはないんだよ。
意識を伴った現実変容を大事にして自分の在り方を試行錯誤したいです。
最近は、「悪意の似顔絵」を描いて人に配ってます。これただのサービスじゃないので、ぜひチェックしてみてください!
僕の活動にもし興味が湧いた人はこちらにアクセスしてみてくださいね🙏
ズルいメルマガを始めました!
よかったら見てみてください✨