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夜明けを。焼けていく朝の空を見ながら

朝の空。まだ月が光る空が、端から静かに焼けていくさまを。

光はいつも在ったのだと。
真っ暗闇の長いトンネル、一点の光も灯もなかった、あの日々にも。

確かに在った、光。
見つけられなかったのは、深い土の中に。
傷ついた私が望んで身を隠したから。

長い年月を経て、いま。
私はもう一度、種子となり、光が在る方へと。

植物の種子は。
その殻を破る時、怖くはないのだろうか?

さなぎになった芋虫は。
その繭を破る時、怖くはないのだろうか?

人の子は。
温かな子宮から生まれ出る時、怖くはないのだろうか?

そして今の私は。
無色透明な存在でいたいと怯えながら、丸まっている世界のすみっこから。

恐怖と希望のごちゃ混ぜの海の渦の真ん中から。

殻を破り、繭を捨て、温かで守られた世界からほんの数ミリだけ。

割った殻、伸ばそうともがく根っこ。

私を完膚なきまで打ち倒した、世界ともう一度。

戦うことを。

無色透明な存在から観る、奇妙にあふれる世界を。

一本のペンだけで戦う決意を、今。

(おかしいな、と思うこと体験したこと。
私だけ?それともあなたも?)

色々書いていきます。
とりあえず今年は冬休み〜

※(´・ω・`)来世はウミウシちゃんに転生希望…

人間辞めて、ウサギモウミウシちゃんになりたい…。

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