麻布中学校 2020年 算数
こんにちは。
最近半袖を着るか長袖を着るか迷う日が続いている、八重です。
今日は昨日に引き続き、麻布中学校 2020年 算数 大問3(2) を解いていきたいと思います。
問題
1から6までの6つの数字を1つずつ使って、6桁の整数を作ります。この時、以下の問いに答えなさい。
(1)各位の数字を2で割った余りを考えると、同じあまりがとなり合うことはありませんでした。このような整数は全部で何個作れますか。ただし、割り切れるときには余りは0と考えます。
(2)各位の数字を2で割った余りを考えると、同じ余りがとなり合うことはありませんでした。また、各位の数字を3で割った余りを考えても、同じ余りがとなり合うことはありませんでした、このような整数は全部で何個作れますか。ただし、割り切れるときには余りは0と考えます。
解答
(2)各位の数字を2で割った余りを考えると、同じ余りがとなり合うことはありませんでした。また、各位の数字を3で割った余りを考えても、同じ余りがとなり合うことはありませんでした、このような整数は全部で何個作れますか。ただし、割り切れるときには余りは0と考えます。
整数は、3で割った時の余りが0になるもの(割り切れるもの)、1になるもの、2になるものに分かれます。
1〜6までの数字を2で割った余り、3で割った余りで分類します。
2で割った余り1:1、3、5
2で割った余り0:2、4、6
3で割った余り1:1、4
3で割った余り2:2、5
3で割った余り0:3、6
このように、樹形図を書いてみると「3の余りが同じもの同士は、偶奇が一致しない」また「偶奇が同じ数はとなりの位になってはいけない」という決まりから各樹形図につき2例しか組み合わせができないことがわかる。
よって、2×6=12 より、12個
今日の問題はとても難しく、最初はどのように解けばわからないかと思いますが、実際に図を書いてみることによって今回のように法則を導き出せることもあるので、求め方に詰まったらまず手を動かしてみることが大切です。
それでは今日はこの辺で失礼します。お疲れ様でした。
最後までご覧くださり、有難うございました。