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好きだって気持ち

「会いたい」
「一緒にいたい」
「共有したい」
「一番の味方でいたい」
「近くで力になりたい」
そんな気持ちが募り始めてやっと、ああ好きなんだなと自覚する。

雨が降ったら風邪ひかないでねって心配するし、綺麗な月を見たらいいことが降りかかれって願うし、綺麗な景色を発見すると隣にいたらななんて思う。

最初は「私がそう思ってるだけでいい」なんて強がるけど、
だんだんと見返りを求めたくなってしまう自分を見つける。

『お花が好きな人はお花を摘んで飾る。
お花を愛する人はお花を綺麗に育てる。』
といった言葉があるが、私はこれをみるたび、【愛】とはなにかがわからなくなる。

どっちも愛なのではないか、愛する方法が違うだけなのではないかと思ってしまう。摘んだらその花は枯れてしまうという理論のもとだそうだが、摘んで綺麗に飾っておきたいというのも一つの愛情なのではないかと思う。

愛って難しいなとつくづく思う。
好きだという気持ちは愛を語る上では少し幼稚な感じがしてしまう。
だけど、「愛」の前提条件として「好き」が存在すると思うから、それぞれ相互に影響し合っているのではないかと思うのです。

愛の前段階、「好き」は気軽で、自分よがりなものなのかもしれないなというのは改めて考えてみて思った。
だからこそ「好き」は「愛」に比べて幼稚なのかもしれないな。

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