読書感想〜許されようとは思いません〜
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『許されようとは思いません』
芦沢央
ホラーという訳ではないが怖い
心の闇や弱さが表に顔を出すと、こうも不気味になるんだな…
表題作を含む短編5編からなる作品は、どれもテイストは違えど胸がザワザワするものだった
絶対に自分の身に起こらないとは言い切れない設定
だからこそ怖さが自分のそばにあるような、身近な闇だから余計に心を締め付けてくる感じでした
最後におさめられている表題作「許されようとは思いません」だけは、ラストが前向きになっていたのが、ここまで読み進めてきて張り詰めていた緊張を解いてくれたように感じました
芦沢央さんの作品、もっと読もうと思います