阪大理系が交換留学して3ヶ月。この英語使える!と思ったものを紹介
皆様こんにちは、英会話では、インプットして、アウトプットすることが何より上達の道ですね。
私は現在(2024年11月時点)こちらで交換留学をしています。恐ろしいことに、アメリカに来て早3ヶ月近くが経過しました。
この単語、自分も使えるようにしたいなと思えた英語フレーズや単語を実体験を元に、書き出してみようと思います。特に理系向け単語が多いので、理系向けと書きました。しかし、一部を除いて誰でも使える単語のはずです。
完全なる自分の備忘録ですが、参考になれば幸いです。意味と使うシーンもメモで書いておきます。
理系編
propose
提案するという意味。研究やプロジェクト関連でよく使える。「先行研究は、こう提案している。我々は、〇〇を提案する。」のような感じです。僕はプレゼンで何回も使いました。say, propose, state, argue, demonstrate, illustrate, showcaseのような単語とセットで頭に浮かぶと、バラエティーができるのでとても良いと思います。
property
特徴という意味。フーリエ変換の特徴、みたいな理系の文脈での「特徴・性質」だと大体propertyが使われている印象。characteristic, trait, feature, attribute等以外のパラフレーズストックとして持っておきたい。
converge
“converge to a”でaに収束するという意味。とてもよく使う。信号処理だとRegion of Convergence(ROC)とかがある。
diverge
こちらは逆に発散するという意味。私の取っている信号処理の授業では、発散より収束の方が重要なので、convergeをよく使っている。
eigenvector
固有ベクトル。理系は必ず知っておきたい。
eigenvalue
固有値。これも理系は必ず知っておきたい。
transpose
行列の転置です。理系ではよく聞きます。
squared
“x squared”でxの二乗という意味です。意外と重宝します。xのn乗は、"x to the power of n"と言うらしいです。
get one's hands dirty with
について手を動かしてみるという意味です。”Let’s get our hands dirty with Arduino!”と僕らは使いました。学生は勉強で新しいことに手を出す機会が多いので、使えるシーンは非常に多いと思います。
ground truth
実際のデータという意味です。機械学習の文脈など理系の様々なデータを扱うシーンでよく使います。
intuitive
直観的なという意味。個人的には、easy to understandのパラフレーズとしてストックしている。授業で、「これは簡単に理解できますよね~みなさん。」みたいなシーンではこのフレーズを好んで使う人が多い印象。
counter-intuitive
直感に反するという意味。ルームメイトが言っていて自分も使いたいなと思いました。
derive
"derive x"でxを導出するという意味。"solve this equation for x"とセットで使えると、方程式の導出関連で困ることはないだろう。前者は「式変形によりxを導出する」、後者は「方程式をxについて解く」という意味なので、若干違いますが、意味のベクトルとしては近いと思います。理系は方程式を解くのが生きる喜びなので、絶対知っておこう。
b over a
分数(fraction)の「a分のb」という意味。"bの基数, aの序数"という読み方も習ったことがあると思うが、overの方が圧倒的に使われている機会が多い印象。overなら文字式も簡単に言い表すことができるので、個人的にはover一択。
numerator
分数の分子。鬼使う。
denominator
分数の分母。鬼使う。
criterion
評価基準という意味。複数形が、criteriaであるため注意。プレゼンのsuccess metricsを説明する際や、指標を示すうえで役立つ。理系だけでなくあらゆる人が重宝できる単語だと私は思っている。結構好きな単語。
おまけ編
日常生活で、僕が最近好んで使う単語も載せておきます。
tranquill
静かな、という意味。僕の住むMercedがとても静かで平和なので、友人が”I love the tranquility of the city.”と言っていました。そこからこの単語の大ファンです。とにかく静かな時に使いまくってます。フランス語ぽくて好き。とにかく音が良き。
peaceful
tranquilのパラフレーズとして持っておくと良いですね。
最後にコメント
何だ簡単じゃんと思った方もいるかもしれませんが、理解できるだけでは、現地の人より優れることはありません。私は現在大学院の研究プロジェクトの授業を履修しているのですが、これらの単語に加えて専門用語は適切に使えないと話になりません。ネイティブ非ネイティブ関係なく、みんな当然に使っていますからね。これで初めて英語での研究のスタート地点に立てるんだと私は感じました。
またチームメンバーが話すのが速すぎて、相手のプロジェクトに対する理解に自分が追い付けない時があります。そういう時は、素直にわからない、文字に起こしてくれない?等を言って確実にキャッチアップできるようにしましょう。放っておくのが一番いけません。逆に私はそれでなんとかなっています。
アメリカでは非英語ネイティブはとても多いです。現にLabのチームメイトはメキシカン、担当の教授は中国人。彼らは全員ネイティブではありませんが、日本人の私にとっては、発音は除いて全員ネイティブに聞こえます。もはや、日本国内で「英語ができる!」「俺の英語すごいだろ!」「ペラペラ!」云々言っている暇などありませんね。世界では当然のツールです。結果・実績を残さなければいけません。
僕もこれからも当然のツールとして使え続けるように、学習は継続していきたいなと思います。あとは、いつかフランス語のスピーキングをしっかり学んでみたい気持ちもあります。現在はDuolingoでフランス語を学習していますが、そこまでintenseではないので。というかやります。
ご覧いただきありがとうございました。今回はこの辺で!
私、阪大生Haruは、海外留学や海外旅行に関する情報発信、そして留学相談を行っています。また、阪大発の学生団体「グローバル関西」も運営しています。これからも私個人としても、グローバル関西としても様々なコンテンツを発信していくので、ご覧いただけると嬉しいです😎