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朝焼けにそっと許して欲しいこと

私はのほほんと生きてきました。
家庭環境は円満で親には愛され、友達もいて、顔も最低限生きれるくらいの顔で、勉強もスポーツも飛び抜けてるわけではないけれど程よくできて、自己肯定感は高くは無いけれど代わりに肯定してくれる人がいて、客観的に見て普通に幸せな人生。
試練はあったけれど、全部いい感じに乗り越えられるくらいで、今の自分の役に立ってるよねって前向きに言える試練。
もしかしたら、それくらいの試練しか乗り越えようとしなかったのかも。大きな試練はスルーして。
そんな人生で、
今幸せです!!
って大きな声では叫べないから、幸せな人生とは言いたくないけれど、いい意味でも、悪い意味でも、穏やかな人生。
だから穏やかではない人生を送ってきた同世代の人に引け目を感じます。
その人たちは、試練を、乗り越えられてても、乗り越えられていなくても、何か大切なものを得ている気がして、。
だからシリアス目なお話になった時、そういう人たちの意見を丸呑みします、無意識に。
そうだよね
って。
こいつは穏やかな人生を送っているから分かってないんだなって思われるのが怖くて。
普段はそれでもいいんです。
それで自分の、穏やかな人生しか送ってこなかった自分の、足りない、経験値を、少し、でも、補えるの、なら。
ただ、それが
大切な人のことになると話は大きく変わるのです。
正直、この世のどっかの誰かが死んでも知らないし、どうでもいいです。
ただ、自分の大切な人が死ぬのは嫌だし、大切な人が自身の命を軽く見てるのも嫌だし、死んだら悲しませるからとか言って、死なない理由を他人に置いているのも不快なのです。不快、嫌悪、憎悪。
ありとあらゆる、よく分からない、けれど体内にこびりつく黒い何か。

私は何が言いたいんでしょう。
分かりません。


いや、本当は分かっているのです。
私は、恐らく、多分、怒っている。

過去なんて知らないよ!!
自分を!命を!大切にしてよ!!
死に恐怖を覚えてよ!!
自殺を選択肢にいれるなよ!!
生きろよ!!


、、一緒に生きてくれよ、

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