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生成AIで遊ぶ日常—新しい視点と驚きが広がる5つの体験

生成AIの世界に足を踏み入れると、予想外の発見がたくさんあります。効率化や仕事のサポートとしての利用はもちろんですが、私はまず遊び心を大切に、生成AIと一緒に様々な「実験」をしてみました。その結果、普段の生活が少しずつ新しい視点で見えるようになったり、小さな驚きや感動が増えたりしました。この記事では、私が試した生成AIとの遊び心満載の体験を普段書いているFacebookから厳選5つをご紹介したいと思います。

1. チャットGPT4o-miniとの世界の首都クイズ(2024年7月21日)

チャットGPT4o-miniがリリースされました。安いのに性能が良いと評判です。使ってみることにしました。特徴は会話の反応スピードが大幅に向上したことです。人間並みかな。

特にやることもなかったので、世界の首都名を当てるクイズをやってみました。相手がAIなので、ガチ安心して間違うことができます。楽ちんです。答えがわからない場合は最初の一文字を教えてもらったり、三択クイズにしてもらったり。地域を私の得意な東南アジアに限定したりもしました。

また、私が正解したら、できるだけテンションを上げて「大当たり」と言ってもらいました。英語で「That’s right! 」とも言うようにしました。AIが無理してテンションを上げるのが面白いです。

途中でミャンマーのクイズが出ました。私が旅行したことがあると言うと、AIが話を聞きたいと言うので、しばらく雑談しました。観光をした遺跡の名前を思い出したり、大雨の中で乗ったミャンマーのサイクロの話をしました。

自分のレベルに合わせて問題を作ってくれるのが本当に画期的です。出題範囲も自由自在なのが面白いです。生成AIは次から次に新しい機能が追加されるので飽きないです。進化早すぎです。

2. 名探偵コナンのように推理する夢が叶った日(2024年8月1日)

名探偵コナンが大好きです。小学生の時はシャーロック・ホームズの小説にハマりまくっていました。ホームズのように、コナンのように、推理ができたら、かっこいいなとずっと思っていました。でっ、本日、その夢の一端がかないました。

古い友人がLINEに、「夏休みの自由研究」というタイトルで一枚の写真を送ってきました。「左の葉っぱに脱いだばかりの脱け殻があるよ。セミの羽がまだ柔らかそうだった」と。その写真をChatGPTに食べさせ「考察せよ」と指令しました。

アブラゼミ・ホスタ(ギボウシ)の考察はパパっとするのに肝心の抜け殻がまったく見えてないです。機械的に認識するんじゃないの?「茶色の殻あるでしょ」と言うも「ない」の一点張りです。「蝉の右下」と特定してやっと認識できました。

そこで「太陽は写真のどちらから当たっていますか?」「時間帯は朝かな?」というヒントを与えた上で「場所は山梨県甲府市。今朝の撮影です。朝何時と推定できますか?」と質問しました。すると次の短い推理文をコメントしてきました。

撮影された時間を推定するには、以下の情報が参考になります。

影の長さと角度: 朝の低い太陽の位置から影が長く伸びる。
光の質: 朝の光は柔らかく、黄色味を帯びることが多い。
山梨県甲府市の緯度と経度: 日の出の時間がわかる。

8月1日の甲府市の日の出は5時頃です。写真の光の状態から、日が少し高く上がっているように見えるため、撮影時刻は朝7時前後と推定できます。

(ChatGPT4o)

友人に「これ何時に撮影したの?」と質問すると「朝6時ごろ。正確には6時10分ごろ」と言います。事実をChatGPTに告げると「この誤差は自然光の変化や影の長さを考えると大きな問題ではない」と自信満々です。ちょっと笑いました。

3. 麻婆豆腐のトッピング問題をAIで解決(2024年8月28日)

麻婆豆腐を作るつもりでいたんです。でもトッピングが足りないことに気づきました。困ったなと思い、ChatGPTに相談してみました。「ドンキホーテで細ネギや鷹の爪、中華スパイスミックスが見つかるかも」と返ってきて、なるほどと思いました。

早速ドンキホーテに行ってみましたが、うーん、見つからない。店の中でChatGPTに聞いてみたら、「にんにくチップスで十分」とのこと。そうか、それでいいんだ。今回はにんにくチップスと乾燥ネギで仕上げました。

このやり取り、なんだか不思議な安心感があって。料理も無事に完成。これでよかったのかな、次はもっと頼ってみようかな。

4. YouTubeショート動画のレビューをAIと共に(2024年9月23日)

趣味でYouTubeのショート動画を作っています。トップに固定してある「Googleマップで美味しいベトナム食べ歩き」をGemini1.5proにレビューしてもらいました。

黄色い大きなバインセオを切り分ける赤い制服の店員さんがハサミで葉っぱを移動させるシーンが一番のお気に入りです。そのシーンを「どう思う?」とGeminiにコメントを求めました。すると以下のように言ってくれました。

総評としては、赤い制服の店員がハサミで葉っぱを移動させるシーンは、ベトナム屋台の活気と店員さんの手際の良さ、そして何気ない日常の美しさを凝縮した、印象的なシーンでした。 「このシーンは、動画全体のテーマである「ベトナムの日常」と「食文化の魅力」を象徴するシーンの一つと言えるでしょう」

(Gemini1.5pro)

めっちゃ上機嫌です。(笑)

5. 教育実習の巡回指導でのAIホームズの推理(2024年9月24日)

昨日、秋田に教育実習の巡回指導に行ってきました。帰りは天気が良かったので、駅までのんびり散歩することに。気分転換に写真もパチリ。で、その写真を使って、最近のお気に入り「チャットGPTのAIホームズ」に推理を依頼してみました。ちょっとした遊びです(笑)。

すると「このあたりの住民は、家や庭の手入れがしっかりしているので、落ち着いた暮らしを大事にしているでしょう」と推理が返ってきました。これ、かなり驚きました。というのも、訪問した実習校の子どもたちも落ち着いていて、なんだか町全体が素敵な雰囲気だったんです。「なんでだろう?」とずっと考えていたところに、AIホームズの推理がバッチリはまった感じです。

もちろん、AIホームズが常に正しいとは限らないですが、町並み一つからこんなことに気づけるとは思いませんでした。これは、普段気づかないことを言語化するヒントになるかもしれません。いや、AIって面白いです!

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