ゆるやかに成長しながら
ここのところ仕事で、年次の若い
社員の相談に乗ることが続いている。
こういう時に
こちらがとるべき対応というのは、
研修や書籍、実践で学びはするけれど、
私にとってはまだまだとても難しくて。
正解がよくわからないまま、
いつも手探りで向き合っている。
自分自身、外身も中身も
日々めきめきと成長していた
学生の頃と比べると、
社会に出てからは、
自分ではそんな劇的に何かが
大きく変わったという感覚はない。
けれど、彼らの相談に乗ったりすると、
いつもとても懐かしいような
気持ちに襲われる。
「あー、私もそんなこと思ってたなぁ」
なんて思うのだ。
日々、ひしひしと実感するほどには
変わっていないとは言え、
少しずつの積み重ねによって、
ゆるやかには変わり続けて
いるのかもしれない。
もちろんただ慣れてしまったこと、
受け入れてしまったようなことも、
それなりにはあるのかも知れないけれど。
この先どれだけ生きるのかなんて、
誰にもわからないけれど、
ただただ歳を重ねていくよりは、
まだこれから先も、
ゆるやかではあっても
成長しながら生きていけたら、と思う。