見出し画像

とても眠い水曜日の朝

いつも通りの時間にベッドに入り、
いつも通り眠りに落ちる。

真夜中に、
けたたましいサイレンの音で目覚める。

こんな夜中まで
お仕事おつかれさまです、と思う。
そして呼んだ方も
なるべく大事でありませんように、と祈る。

そして寝ようとするも、またサイレン。
仕方がないのだけれど、眠れなくなってしまう。



…そしてそのまま朝が来た。

すでに目覚めていたけれど、
わざわざ目覚まし時計の鳴る音を聞き、
わかっていたけれど、
時刻を確認して、“ですよね”と思う朝。
眠い。

寝ぼけ眼で、
ガリガリゴリゴリと豆を挽き、
コーヒーを淹れながら
目が覚めることを期待するも、
眠い。

途中、やかんを空焚きしかけて一瞬目が覚め、
慌てて火を消すが、火を消したらまた、
眠い。


こんな日に限って、重ための仕事があり、
夜まで予定が入っている。
これはきっと、
夜に壮絶な眠気と闘う羽目になるやつだ。

動物の冬眠のように、
週末の寝溜め分を持ち越して
なんとかしのぎたいものだけれど、
そんな上手くはいかないな。


先の思いやられる、水曜日の朝。
勢いに任せてこの記事を書ききったものの、
やはり
眠い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?