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家族と自分

私は「家族」が大好きだ。

大学受験で志望校を決めなければいけなかった時も家族から離れたくないと理由で、
地元の大学に行きたいと両親に泣いて泣いて説得したぐらい家族が好きだ。

今も少しでも休みが続けば必ず実家に帰っている。夜行バスで節約すればお金の問題なんてへっちゃらだ。

今神奈川で姉と暮らしているが、
姉も地元に就職が決まり
私は春から一人暮らしになるため、
姉がいないことに対する寂しさも含めひたすら不安が募る。

しかし、私と違った考えの人はいっぱいいると思う。

カフェゼミでのグループ議論の時間でも

"上京して自由を感じている"
という人や
"実家暮らしだが、家族は空気のような存在"

という人もいて、私がいたグループの中では家族溺愛タイプは少数派だった。

私にとっての家族観と他の人にとっての家族観は全く違うものであって、

「家族」と言葉で表すことは簡単なのに、
その言葉の中にある定義は人それぞれ違うんだと思うと、なんだかムズムズした。

もっともっと知りたいのにどこまで突っ込んでいいのかわからない。
聞きたいことは山ほどあるのに、
これは聞いていいの?と戸惑い結局やめることの繰り返し。

自分は話したいし聞きたいけど、ズレが生まれることが少し怖かった。

家族を語るってとても難しい。

けれどこれを機に、ふと家族に対して思い返してみようと思う。

私の家族は、父と母と姉と犬と猫

私は小さい頃から父の影響でずっと動物が家にいる環境だったから、

カメやカブトムシ、鈴虫、ハムスター、メダカ

などなどたくさん育てた経験がある。

でも私の中では家族と数えるのは、犬と猫だけ。

なんでかはわからないけど、これは私にしかわからない感覚な気がする。

居てくれるだけで癒され、彼らは人間と同じで感情がある。
人間に例えれば弟や妹のような感じかもしれない。


そして、父。彼は世界一家族想いだと思う。

私が生まれた頃から今でもとても優しく、
間違った時にはしっかり道を示してくれる自慢の父だ。

最近知ったのは、仕事で遠くへの転勤を条件に昇進の機会がたくさんあったみたいだが、

家族のことを1番に考えた結果
移動することを避けてきたみたいだ。

考えてみれば私は物心ついた時から引っ越しを経験した事がなかった。

幼馴染もずっと変わらず、離れ離れになるのは相手が去ってしまうから。

だからこそカフェゼミでの映像を見た時、
家族というよりは
海外に留学した時の自分と重ね合わせていた自分がいた。

実際私は海外に留学したことで、初めて家族と離れることを経験したくさんの壁にぶち当たった。

留学したのも自分の意思ではなく母の勧めだったが、今ではとても感謝している。

私は家族が大好きだからこそ甘えすぎてしまっていたのかもしれない。

今、両親が安心できるような立派な生活を送っていかなければいけないなと思いつつ、

次はいつ実家に帰ろうかなとまた考えてる自分がいる。

この機会に家族について改めて考えさせられ、
自分についても考えさせられる良いきっかけとなった。

#MELCブログ #カフェゼミ180531_mb

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