小さすぎる幸せ
青空と美味しいコーヒーと小説
それだけで幸せ。
おしゃれなカフェではなく
家でそんなことを思った。
身近な幸せを感じること
それが大事だとよく聞くけれど
私は日常に幸せを感じることが苦手だ。
仕事や家事に時間を奪われ
大好きなお酒だってストレス解消の一つで
幸せというよりも
ストレスを忘れさせる手段、という感じ。
美味しいものを食べているときは幸せだけど
食べているときから次のことを考えてしまう
猫たちの穏やかな寝顔も
どんどん日常化していき
幸せと感じることが減ってしまう。
強欲な人間なのだ。
もっと大きな幸せがあるはずだと
この日常にあふれる小さな幸せを
幸せと感じにくくなっている
いや、小さすぎる幸せだなあと悲観的になっているのかも。
良くないぞと思いつつ、
大きな幸せを探してしまう。
だけど今日は
青空と美味しいコーヒーと小説が私に幸せをくれた
なぜだか分からないけれど
すごく幸せだなあと感じた。