「推しは推せる時に推せ」と最近よく聞くけれど。
自転車で以前よく通っていた道を走った。
あそこの八百屋さんの焼き芋、職場の人と休憩の時に買い食いしたな〜と思い出にしみじみ浸っていた。そして八百屋さんの前に来て驚いたのが、なんと跡形もなく更地になっていたのだ。
※写真の市場と書いてある建物
どんな理由があって更地になったのかはわからないけれど、少し前まで当たり前にあったお店が姿を消した。頻繁に足を運んでいた訳ではないけれど、思い出の場所が無くなったことがとてもショックだった。
暮らしの中で当たり前の景色が変わっていくことは最近多いなと感じる。廃業した老舗店や古民家が更地になって、分譲戸建やマンションに変わっていく。確かに駅も近いし、需要はあるだろうなと思いつつも「なんだかなあ」とやるせない気持ちになる。
今の景色があるのは当たり前ではなく、誰かが守ってくれている。近所に銭湯はいくつかあるけれど、廃業した銭湯跡もいくつか見かける。
事業を続けるためには事業者の工夫や後継ぎも必要だけれど、それを支えるお客さんの存在も不可欠。
「推しは推せる時に推せ」じゃないけど、推しの店や大切にしたい景色は当たり前にある訳じゃない。自分の使えるお金も限られてはいるけれど、自分の大切にしたい場所や人にお金を落としたい。
目の前にある今を大切にしていきたいなと感じた出来事でした🥺
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過去に書いた「買い物は投票だと思う」の内容に少し似てるかもと思ったので、参考に貼っときます!